広告媒体としてテレビがネットに負けてしまった現実があるからね

テレビ朝日会見
ここにきて、新型コロナウイルス感染のニュースで、各局メインのニュース番組の視聴率が上昇しているが、
テレビ朝日も「羽鳥慎一モーニングショー」「報道ステーション」の視聴率が記録的な数字でトップレベルとなっている。
一方で、2019年のテレビ広告はインターネット広告に抜かれ、その影響があって、特にスポット広告が低調だった。
テレビは広告宣伝メディアの首座ではなくなったものの、テレビ広告は今でも一斉同報型の比類ない訴求力を持っていると思っており、その特性を生かした広告戦略で増収策を考えたい。
番組の内容面で信頼性がある地上波回帰という広告主も出ており、その期待に応えられるよう提案型の営業にも力を入れていきたい。
新型コロナウィルス感染の影響でリーマンショックに匹敵する経済活動の収縮が言われている。
日本が景気後退局面に入れば、昨年来のテレビ広告の低迷に加えて、アドバタイザーの広告出稿に極めて大きな影響が出る可能性が高まっており、新年度は非常に厳しい状況を覚悟している。