23日にTBS系で放送されたドラマ「半沢直樹」で、半沢を陥れようとする曾根崎を演じた俳優・佃典彦が所属する劇団B級遊撃隊が24日、ツイッターを更新し、佃の演技を絶賛した香川照之へ感謝をつづった。

 佃は、帝国航空を再建しようとする半沢を陥れようと画策する審査部の曾根崎を演じた。帝国航空側へミスを被せようとしたり、半沢を担当から外すように訴えた要望書を作成。だが最後は半沢にやりこめられ、結局土下座し、土下座したまま退室する。その卑怯っぷりはネットでも話題となり、放送直後は「佃さん」「佃典彦」がトレンドワードに浮上したほどだった。

 この土下座シーンで共演した香川照之は放送直後にツイッターで「曾根崎役、名古屋で劇団を主宰する佃典彦さんは、一日中あの長いシーンを何度も繰り返し撮影したのに、ただのひと言もセリフを間違えませんでした。もちろん堺さんも…お二人の完璧さに脱帽して、再びアイコンを平伏アイコンに変更します」とその演技を絶賛していた。

 これに佃が主宰する「劇団B級遊撃隊」の公式ツイッターでは、この香川のネット記事を添付し「香川照之様ありがとうございます」と感謝を伝えていた。同劇団の公式HPでは佃は「主宰・劇作家・俳優」「人呼んで名古屋のミラーマン 劇作家の鑑(カガミ)締切きっちり守ります」と紹介されている。