世界初!病院薬剤師が主役として活躍するエンタテイメント作品であり、石原さとみさん主演ドラマの原作
としても話題沸騰の漫画『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』(コアミックス)。
m3.comでは今回、同作漫画家の荒井ママレさん、医療原案担当の現役薬剤師 富野浩充さんに独占インタビュー。
漫画の見どころについて語っていただいた前編に引き続き、後編ではお二人から薬剤師の皆さまへのメッセージ
をお届けします。

薬剤師は“最後の砦”。旧世代からのバージョンアップを
荒井さんは本作を手掛けられるまで薬剤師に関してはほとんどご存じなかったということでしたが、現在では
どんなイメージを持っていますか?

荒井ママレさん(以下 荒井)
確かに、この作品に関わるまでは「薬を出してくれる人」というくらいの、ざっくりしたイメージしか持って
いませんでした。連載がスタートしたのが2018年の5月ですが、本作に携わって約2年がたった現在では、
漫画でも描きましたが、私たちを守ってくれる「最後の砦」だと思っています。