さらに松本が「自分の相方でいうと、(ビート・J・スタッグの声優は)中村悠一さんなんですが、今、実は『魔進戦隊キラメイジャー』という作品で敵の(ガルザの)声をやられていまして。いま、オンエアを観ると、当時の思い出がフラッシュバックするんですよね」と感慨深げ。

 さらに小宮が「アフレコはけっこう長い時間をかけていたので、ご飯休憩とかもあったんですけど、中村さんは喉の調子が変わっちゃうから、ご飯は食べないとおっしゃってて。わたしはそれがすごく印象に残っています。みなさんといろんなお話をしたなと思います」と続けると、キャスト陣も「懐かしいなぁ」と口をそろえた。

 続けて鈴木が「アフレコという作業をあまりやったことがなかったので。それこそ藤原さんに画面上に秒数とかが流れているんですけど、そういうことを教えていただいたり。声優のみなさんは本当に先生みたいな感じでしたね」と振り返ると、小宮も「普通は声優さんとキャストって違う時間にアフレコするらしいんですけど、バディロイドだからということもで、同じスケジュールでアフレコをやらせていただいて。絶対にわたしたちの方が時間がかかるはずですし、声優の方々からしたらもどかしいところもたくさんあったと思うんですけど、それを見守ってくださったのはすごいうれしかったですね」と笑顔を見せた。

 実はこの日、役の衣装を着て登壇するのはどうかという打診もあったというが、「15キロ太ってしまったんで入らない」と笑う鈴木。小宮が「当時がものすごく細かったからね」と続けると、松本も「ようやく普通の体型に戻ったということだね」とコメント。そんな流れで、鈴木は「もう衣装も入らないですよね。当時のパンフレットを見て『若い!』と思いましたから」と笑ってみせた。