■「朝から晩まで働くのはひとつも苦じゃない」

 ツネさんといえば、5年間交際した一般女性とブレーク前の2008年に結婚(入籍は09年)。12年1月に双子の男児、16年5月に三男が生まれ都内で5人暮らし。仲むつまじい様子は奥さまの「2700ツネの嫁ブログ」に毎日アップされている。

「僕ね、朝から晩まで働くのは、ひとつも苦じゃないんですよ。22歳で吉本・大阪本社のNSC(吉本総合芸能学院/タレント養成所)に入学した頃は居酒屋でバイトしてまして、以降、何十種類っていろんなバイトをしてきたから。飲食以外では、不動産会社で賃貸仲介の営業サポートをしてたこともありましたしね」

 10月13日からは、渋谷区神宮前6―12(原宿)と渋谷区神泉町9―12(道玄坂上)で出張ランチ営業も始めた。

「こちらは特製タレに漬け込んでカラリと揚げた『クリスピー・ポーク』をメインディッシュにした弁当販売です。1人前700円で、8月下旬から複数の他店で修業させてもらい、ノウハウと味付けのポイントを学びました。今のところ、原宿は火曜、道玄坂上は水曜。いずれも11〜15時の限定営業です。仕込みが大変なんで、毎日ってわけにはいかないんですよ」

 屋外だと、気温や天候に左右されるのでは?

「その通り。台風直撃の予報が出た時は臨時休業せざるを得なかったし、これからは寒さ対策も必要です。でも要は工夫次第、頑張ります。もちろん、あくまで芸人ですから、相方の八十島とコンビでも、キッチンカー込みでも、お笑いでお呼びいただければうれしいです。条件次第では地方出張もOK。もちろん吉本を通してくださいね。アハハハ」

 10月12日から本格スタートした吉本興業公式ユーチューブチャンネル「よしもと中尾班YouTube劇場」で「2700」は主要コンビの一組。オールザッツ漫才2010で優勝、2011年の第4回キングオブコントではロバートに次いで準優勝と、もともと実力はある。新型コロナ禍の今、二足のワラジで羽ばたけるのか大いに注目したい。

 なお、営業の詳細はツネさんのSNSで要確認。