シンガー・ソングライターの竹内まりや(65)が、来年4〜5月に約7年ぶりとなる全国ツアー(6都市13公演)を行うことが12日、分かった。夫の歌手・山下達郎(67)のコンサート活動を優先するため、自らのコンサートは極めて希少。全国ツアーは、当時33年ぶりとなった2014年の6都市9公演だけで、18年のファンミーティング以来、3年ぶりにファンへ生歌を届ける。

【写真】初の映像作品…若々しいジャケット写真

 00、10、14年のライブ同様にタイトルを「souvenir 2021」とした今回のツアーは、来年4月3日の横浜アリーナから5月30日の横浜・ぴあアリーナMMまで6都市13公演を行う。14年に訪れることができなかった名古屋公演も開催。チケットのプレミア化は確実だ。18日発売のキャリア初の映像商品「souvenir the movie 〜MARIYA TAKEUCHI Theater Live〜(Special Edition)」初回プレス分に封入される「マジックカード」で、同ツアーのチケット最速先行を申し込むことができる。

 今年、コロナ禍の影響で予定していたアルバム・シングル購入者を対象とした初のライブハウス公演の中止が余儀なくされた。竹内はスポーツ報知の取材に対し「(夫の山下)達郎がよく言うのは、音楽が聴かれなくなる日は絶対にこないということ。ライブで演奏を聴き、生の歌を楽しむという行為はこれからもなくならない。私もそう信じています。人が音楽を求める気持ちは、どんなに時代が変わっても途絶えることがないはずです。自分たちの音楽が、そんなリスナーの期待に応えていけたらいいなと願っています」と熱い思いを語った。