最大の問題は、「これくらいわかりやすくしないと見てもらえない。視聴率は獲れない」という基準でドラマ制作を続けていくと、実力のある脚本家ほどテレビから離れがちになってしまうこと。たとえば、現在ヒット中の映画「花束みたいな恋をした」を手がけた坂元裕二さんは3年、業界内で「実力ナンバーワン」とも言われる古沢良太さんも3年、連ドラの脚本を書いていません。