>>591
> 千代は末期状態のテルヲを蹴飛ばしたり虐待が認められるから相続廃除で欠格になる
> そうすれば千代の子が代襲相続するぞ低能

「相続廃除で欠格になる」?
まず相続欠格と廃除は全く別だが、ごちゃまぜか?
さらに、この書き込みは全くのデタラメであり、千代の廃除は認められない。
民法
(推定相続人の廃除)
第八百九十二条 遺留分を有する推定相続人(相続が開始した場合に相続人となるべき者をいう。以下同じ。)が、被相続人に対して虐待をし、若しくはこれに重大な侮辱を加えたとき、又は推定相続人にその他の著しい非行があったときは、被相続人は、その推定相続人の廃除を家庭裁判所に請求することができる。
(遺言による推定相続人の廃除)
第八百九十三条 被相続人が遺言で推定相続人を廃除する意思を表示したときは、遺言執行者は、その遺言が効力を生じた後、遅滞なく、その推定相続人の廃除を家庭裁判所に請求しなければならない。この場合において、その推定相続人の廃除は、被相続人の死亡の時にさかのぼってその効力を生ずる。
(推定相続人の廃除の取消し)
第八百九十四条 被相続人は、いつでも、推定相続人の廃除の取消しを家庭裁判所に請求することができる。
2 前条の規定は、推定相続人の廃除の取消しについて準用する。
(推定相続人の廃除に関する審判確定前の遺産の管理)
第八百九十五条 推定相続人の廃除又はその取消しの請求があった後その審判が確定する前に相続が開始したときは、家庭裁判所は、親族、利害関係人又は検察官の請求によって、遺産の管理について必要な処分を命ずることができる。推定相続人の廃除の遺言があったときも、同様とする。
2 第二十七条から第二十九条までの規定は、前項の規定により家庭裁判所が遺産の管理人を選任した場合について準用する。

これは現行法だが、上記の通り推定相続人の廃除については、所定の要件を満たす場合に被相続人(このドラマではテルヲ)が、生前に家庭裁判所に推定相続人(このドラマでは千代)の廃除を請求するか、遺言で推定相続人を廃除する意思を表示して、死後に遺言執行者が遅滞なく廃除の請求をしなければならず、いずれの場合も廃除の審判の確定が必要になる。
このドラマのケースではこれらが存在しないため、千代の廃除は認められないことに確定する。