>>865
その価値観は「去年まで」の価値観だよ、もう古い

鬼滅の刃の空前の大ヒットで「みんなが同じコンテンツを見て同じ話題をして同じように盛り上がれる楽しさ」という
熱狂的雰囲気に初めて触れた若者たちがデカいマーケットでの共通体験をする価値に気がつき、
価値観の多様化により日本人が失ったものが大きいと考える若者が増えている
第2、第3の鬼滅を狙う動きもある
鬼滅で描かれているのは家族や兄妹の絆、仲間との絆。
時代背景も大正だし、新しいものはなにもない。
家族、兄妹、仲間。みんなが共感できるテーマだ。
特定のマーケットに刺さる狭いものではない。
鬼滅のヒットは価値観の多様化では説明がつかないものだ。

細分化されたマーケットではどうしても大ヒットは見込めない
テレビドラマ視聴率でも高くても10%後半しかいかない時期もあって
もう皆が楽しめるコンテンツは誕生しないと思われていたが半沢直樹で30%が出て「コンテンツによってはまだいける」可能性があるのはわかっていた
名作というのは昔から変わらない普遍的なテーマを扱ったものだ
特定の一部の人間に刺さるものはそうした村社会に限ったヒットにすぎない