安子は、るいの額の傷に自分の責任を感じているから、るいの額の傷の治療費だけでも自分で稼いだお金でなんとかしたいと思ってる
千吉は、安子にとっておはぎを作って売ることは特別なことだと認めつつ、雉真家の世間体の問題があるので、おはぎを売る際にるいは連れて行かないでくれと求めてる
それを聞いて安子はるいに、おはぎを売る際には来ちゃ駄目と言い、これまで普通に母とおはぎを売ってきたるいはその理由が全然わからず、安子との心の溝を生み出す
安子は、千吉の言う雉真家の世間体はるいをおはぎ販売に連れて行かなければそれでいいと思ってるから、治療費稼ぎを優先してリアカー販売でおはぎを売る
たぶん、今後千吉は、それを雉真家の世間体にかかわることだと言って安子を咎めるんだろうね
各人の思いと行動に矛盾がなくてそれぞれが他人の思いを受け止めた結果なのに人は溝を深めていくことがあるという、よくある展開を上手くまとめた脚本だと思うわ