2024年大河ドラマ「光る君へ」紫式部(吉高由里子)のパートナー・藤原道長のキャスティングは?制作統括が言及

同作の物語は平安時代。吉高は壮大で精緻な恋愛長編「源氏物語」を書き上げた紫式部を演じる。「
源氏物語」執筆に欠かせない1人の男性が道長。
ドラマでは紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる、いわばパートナーとして登場する。

道長のイメージやキャスティングについて聞かれた内田氏は「まだ俳優は決まっておりません」とコメント。
人物像については、内田氏自身最初は「権力欲が強くて大胆」というイメージを持っていたそうだが、
「実は彼は若い頃から権力のトップになることが約束されていたわけではなく、
むしろ兄たちの陰に隠れていて、ちょっとおっとりした弟タイプの青年だったというふうに思っています」
と改めて歴史を学ぶ中で意外な一面も見つけたという。

「だからこそ、そういう人がどんなふうに自分の中でキャリアというものを見つめていって、
権力を掴んでいくかみたいなことを、1人の成長譚として描けるのも1つの面白さかなと思っております」
と作品内では道長の成長も描かれていくことを明かした。