平手演じるキャラが人気に

「原作の時点でも良心の呵責や他者への共感といった感情が欠落した強烈な性格と、日本版の新にあたるパク・セロイ(パク・ソジュン)に恋する模様が人気を博していましたが、『六本木クラス』でもそうなりそうですね」(前同)

 たとえば、4話では新木優子(28)演じる楠木優香(くすのき・ゆうか)が泥酔して新にキスしようとする際に「ディフェーンス!」と叫び片手で頬ごと顔を掴んで止め「相手の同意を得てないキスは強制わいせつ罪です」と告げる、という原作でも人気のシーンが再現されると、SNSは非常に盛り上がった。ちなみに「ディフェーンス!」は原作では心の声だったのが『六本木クラス』では直接口に出しており、より宣戦布告感が増している。

 第5話では「残念だけど新は私のことが好きなの」と余裕の表情で返す優香に「じゃあ、あなたを叩き潰さないと」とふてぶてしく言い放つ様子も描かれ、今後も両者のバトルから目が離せない。

「欅坂46時代から、圧倒的なカリスマ的存在として知られている平手さんでしたが、『六本木クラス』を見ても分かるように、目力による演技が圧倒的です。

 ちなみに、欅坂時代に比べて素の雰囲気が明るくなった印象が強い彼女ですが、8月12日号の『FRIDAY』(講談社)が、ロケ中に21年の『ドラゴン桜』(TBS系)でも共演歴がある鈴鹿央士さん(22)と楽し気に笑っているのを報じていて、このギャップも現場にいい緊張感を与えている気がします」(前同)