【第9話】
いつか見る景色のために
https://www.fujitv.co.jp/kimikoko/story/story09.html

https://i.imgur.com/3oYYrxn.jpg

 逢原雨(永野芽郁)は、朝野太陽(山田裕貴)からのプロポーズを受け入れ、ふたりだけで結婚式をした。

 だが、実は雨はふたりで用意した婚姻届を出していなかった。

 あと1ヵ月したら太陽の前から姿を消す決意をした雨は、その間だけ、太陽の奥さんでいたいと願っていた。

  太陽は、妹の春陽(出口夏希)から、母・明日香の写真を渡される。

 父親の陽平(遠藤憲一)が、母の顔を知らない春陽のために、明日香の実家に頼んで送ってもらっていのだ。

 それを見て驚く太陽。写真に写っていたのは、千秋(松本若菜)だった。

 太陽は、雨にも千秋の写真を見せる。「これからは伝えたいことを伝えられるね」と喜ぶ雨。

 するとそこに案内人の日下(斎藤工)が現れ、止めた方がいいと忠告する。

 もし太陽が千秋のことを「母さん」と呼んだら、千秋は月明かりに溶けて消えてしまう、と言うのだ。

https://i.imgur.com/a8cpsZx.jpg
https://i.imgur.com/Ywz3ScI.jpg

 一方、望田司(白洲迅)は、春陽に会いに行き、雨が婚姻届を出していないことを伝える。

 春陽は、雨から連絡をもらって知っている、と返すと、全部自分のせいだと続けた。

 司は、自責の念にかられる春陽に、雨が桜まつりのころには視覚を失い、
次は聴覚も失ってしまうのだろうと告げ、伝えたいことがあるのなら、雨と意思の疎通ができるときにしておくべきだと助言するが……。

https://i.imgur.com/lfOEEgv.jpg
https://i.imgur.com/xnu1elm.jpg
https://i.imgur.com/dshABLj.jpg