才能が人の2倍あっても、1/2しか努力しない人は、例えスキルの面で互角であろうと、長期間で比較した場合には、努力タイプの人に圧倒的な差をつけられてしまう。
努力によって初めて才能はスキルになり、努力によってスキルが生かされ、様々なものを生み出すことができる。
「GRIT」とは何か?成功者に共通するのは「才能」じゃなく「やりぬく力」
GRIT(グリット)とは「やり抜く力」のことで、アメリカの心理学者であり、ペンシルヴァニア大学のアンジェラ・リー・ダックワース教授が提唱した言葉です。

Guts: 困難に立ち向かう「闘志」
Resilience: 失敗してもあきらめずに続ける「粘り強さ」
Initiative: 自らが目標を定め取り組む「自発」
Tenacity: 最後までやり遂げる「執念」
4つの頭文字を取って、GRITと言われています。

才能や知性がある人のGRITが強いわけではない
この研究の面白い点は、「才能や知性」と「GRIT」には、全く関係が無いと定義付けたことでしょう。
「才能が重要ではない」という話ではなく、「才能があったとしてもそれを生かせるどうかは別の問題である」ということです。

研究では「高い才能をもちながら途中で挫折してしまった人」や「周囲と比較して際立った才能を持っていなくても成功を収めた人」などが実際に存在することを例に挙げながら、そ