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最後の調査捕鯨で1頭目捕獲
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190504/6080004655.html

05月04日 12時33分
日本がIWC=国際捕鯨委員会から脱退し、商業捕鯨を再開するのに伴って行われている最後の調査捕鯨で、4日朝、青森県八戸市から出港した船団が1頭目のミンククジラを捕獲しました。
日本近海で行う最後の調査捕鯨は、宮城県石巻市の捕鯨会社などが船団を組みことし4月から始まり、4日からは、青森県の八戸港を拠点に行われます。
初日は、午前5時半ごろに出港し、八戸港のおよそ20キロ東の調査海域で、1頭目のミンククジラを捕獲して、午前10時前に港に戻りました。
捕獲されたのは体長およそ5.5メートル、体重およそ2トンのメスで、近くの施設に運ばれ、調査員たちが皮膚の一部を採取するなど生態を調べていました。
捕獲されたクジラの肉は、今月7日に八戸港の魚市場で卸されるということです。
調査団の団長を務める日本鯨類研究所の磯田辰也主任研究員は、「順調なスタートが切れた。資源管理の精度を高めるため今後もさまざまなデータを集めたい」と話していました。
八戸沖での最後の調査捕鯨は今月下旬まで行われ、7月からの商業捕鯨の再開などにデータを活用していくということです。