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千葉の会社が八戸港拠点に商業捕鯨 処理場を準備
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190523-00000002-webtoo-l02
民間会社が7月以降に鯨体処理場として使用する施設。現在は調査捕鯨による鯨類科学調査が行われている=22日、八戸市白銀町
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Web東奥5/23(木) 11:10配信
日本の国際捕鯨委員会(IWC)脱退に伴い7月から約30年ぶりに商業捕鯨が再開されるのを受け、千葉県の捕鯨会社が八戸港を水揚げ拠点にする方針であることが22日、同社への取材で分かった。
既に同港周辺で鯨体処理場の開設手続きを進めている。
八戸港を商業捕鯨の拠点港とする会社が明らかになったのは初めて。
水産庁はこれまで、八戸沖を含む国内7カ所を商業捕鯨の拠点と想定していた。
7月1日の商業捕鯨再開時はミンククジラの群れが八戸沖以北から釧路沖にかけての太平洋に分布するため、八戸港か釧路港が拠点港になるとみられている。
水産庁資源管理部国際課捕鯨室の担当者は「他の漁業と同じく、どの港を拠点に商業捕鯨を実施するかは各会社の経営判断に基づく」としている。
同社の代表取締役社長は取材に「捕獲枠(上限)はまだ分からないが、八戸港を拠点に考えている」と明言。
7月は八戸沖ではクジラの分布が薄く同港で大規模な水揚げにはならない−との見方を示した上で「来年以降は八戸港で本格的な水揚げを考えている」とした。
同社によると商業捕鯨は他の会社と共同で行う。
捕獲枠について同庁は「調査捕鯨の結果を踏まえて決定する」としている。
同社は八戸沖で行われている調査捕鯨に携わっており、現在同市白銀町の鯨体調査所を管理している。
同所を7月以降に鯨体処理場として引き続き使用するため、市の同意を得た。
商業捕鯨を巡っては、同社をはじめ、北海道網走市、宮城県石巻市、和歌山県太地町の6業者が日本沿岸で操業する見通し。

(※)
外房捕鯨株式会社