>>491
○福田幸博
IWC脱退後に、商業捕鯨も予定されているようだが、
本市における捕鯨母船の基地化とは何か。現状はどうか

○前田晋太郎(市長)
続きまして、ガラッと変わりまして、鯨についての御質問でございます。
最初に捕鯨母船ですね。捕鯨の母船の基地化についてでございますけれども、平成31年、ことしの2月1日付の水産庁の公表資料によりますと、本市は沖合操業による母船式捕鯨の基地と位置づけられております。
捕鯨船団が下関より出港して、漁を行った後にまた下関に戻ってきて、鯨肉の陸揚げが行われるものと認識をしております。
次に、商業捕鯨再開に向けた動きと母船の建造に係る国の動向についてでございますけれども、既に新聞等での報道のとおり、我が国は、6月30日にIWCを脱退すると、そして7月1日から商業捕鯨を再開すると決定をしている、というのは御承知のことだと思います。
また、母船建造つきましては、現在国において新たにつくりかえる捕鯨母船、日新丸のコンセプトについての検討が、ずっと行われてきております。
平成31年度はその内容をさらに深く進めていくと伺っております。
また、今後の本市の取り組みとしましては、この新年度、新たに創設するくじらの街下関推進事業によりまして、商業捕鯨再開後に、初となる出港式を、国との連携共催のもとに、下関において開催することとしておりまして、
引き続きくじらの街下関を全国にアピールをして、捕鯨母船の基地化の実現、並びに新船建造の誘致を進めていくこととしております。