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○安岡克昌
今お聞きして、行かれているということで、これいま一番大事な時期なので、本気度が試されますので、何度も行って、お願いしてもらいたいなと思っております。
また今から、商業捕鯨がいよいよ再開されますけども、海域の変化によって、鯨肉の肉質とか、味が違うと聞いていますけども、
例えば南極海のほうは、オキアミが豊富なので、結構、オキアミを鯨は食べますので、鯨肉もおいしいらしいんですけども、
近郊であればイワシを食べますので、余りおいしくないと聞くんですけど、その辺の実際どうなのかがわかれば、お聞きしたいと思います。

○岡本章生(農林水産振興部長)
商業捕鯨再開におきまして、捕獲する海域が変わることで、肉質や味はおいしいのかというお話だと思いますけれども、
本市におきましては、現在、主に南極海で生息しております、クロミンククジラが陸揚げされておりますが、
水産庁の公表によりますと商業捕鯨再開後の鯨の種類ですけれども、我が国EEZ内を含みます、
主に北半球に生息しておりますミンククジラ、ニタリクジラ、イワシクジラが陸揚げされることとなります。
私たち下関市民も口にしております、おいしいクロミンククジラは市場において高く評価されておりますけれども、
今後陸揚げされる鯨につきましても、現在北西太平洋での調査捕鯨によりまして、釧路や仙台、東京などに陸揚げされておりまして、
大都市圏の飲食店等において、提供されるなど一定の評価が得られているものと考えております。
実際、私も昨年9月に釧路沖で捕獲されたミンククジラを食べる機会がございましたけれども、予想していたよりも、食べやすくて、自分としてはですけれども、今まで食べた鯨と比べても、満足できるものであったと記憶しております。
これに加えまして、現在国において、検討が進められております日新丸の新船建造に、最新の保存技術が導入されれば、市内の鯨肉店において、鮮度の高い、一層おいしい鯨が提供できるものと期待をしております。
以上でございます。

○安岡克昌
商業捕鯨が再開されて、本当に鯨がとれるのかといいますか、どれくらいとれるのかまだわかりませんけども、
また、いずれ母船の基地化が成功すれば、鯨肉の陸揚げ量ですけども、下関市にとって本当にいいのか、量がふえるのか、その辺はどうなのかお聞きしたいと思います。

○岡本章生(農林水産振興部長)
基地化によって、鯨肉の陸揚げ量がふえるのかということにつきましては、現在国において科学的根拠に基づきます、水産資源の持続的利用の観点から、捕鯨枠の検討がなされているところでございます。
現時点では、具体的な陸揚げ量は示されておりませんが、水産庁の公表では、このたびの商業捕鯨再開後の対象となる鯨につきましては、十分な資源量があるとされておりますので、
本市といたしましては、これまで以上の陸揚げ量を期待しているところでございます。
以上でございます。

○安岡克昌
今回、代表質問で、林真一郎会長が経済効果の件、話を聞かれました。
今後のことはわからないでしょうけど、実際、基地化が成功していけば、加工工場もふえますし、実際ふくにかわるぐらいのブランドになれば、50億円、100億円ぐらいになると思いますので、
しっかりこれは本気で取り組んでもらいたいなと思っていますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
次に行きます。フードイベントの開催の事業費負担金ということになりますけども、まず、内容とかは、きのう代表質問でお聞きしましたのでいいんですけども、
1万5,000人ですかね、2日間で行われるということで。S級グルメということで、かなりいいものを出していこうということになりますけども、非常にすばらしい取り組みだと思っていますので、頑張ってもらいたいと思っております。
また今後の戦略として、例えば鯨の基地化がもし成功すれば、そういった鯨のほうのブースを設けてやるとか、ふぐのコースとか、ジビエもありますので、
いろんなブースを設けたり、また、イベントもやるんでしょうけども、また、単に音楽イベントだけでなくて、本当にいいイベントをやってもらいたいです。