商業捕鯨枠公表、G20後に先送り 業界「早く示して」
https://www.asahi.com/articles/ASM6S5G78M6SULFA02X.html
https://twitter.com/asahi_kantei/status/1143285776999825408

2019年6月25日05時00分
政府は7月から31年ぶりに再開する商業捕鯨で捕獲を認める頭数(捕獲枠)の公表を、6月28〜29日に大阪市で開かれる主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)後に先送りする方針を固めた。
反捕鯨国も参加するG20サミットの場で、国際社会の反発を招くのを避けるためだ。
日本は昨年12月、反捕鯨国が主導する国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を決めた。
今月末の正式脱退を機に南極海や北太平洋で行っていた調査捕鯨をやめ、代わりに7月から日本の排他的経済水域(EEZ)内で商業捕鯨を再開する。
IWCの商業捕鯨のモラトリアム(一時停止)を受け、撤退した1988年以来になる。
捕獲枠について、吉川貴盛・農林水産相は「100年間捕獲を続けても、資源が減少しない水準を維持するものとして、IWCで採択された方式によって算出される捕獲枠の範囲内で実施する」とする。
7月1日にさっそく、山口県下関市や北海道釧路市から捕鯨船が出港する予定で、業界からは「準備のために早く示して欲しい」(日本捕鯨協会)との声が出ている。
関係者によると、すでに水産庁…

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商業捕鯨の枠、公表先送り G20以降 参加国の反発回避へ
https://www.asahi.com/articles/DA3S14068829.html

2019年6月25日05時00分

捕獲枠は昨年実績を下回る公算が大きい。
日本は昨年の調査捕鯨で…ミンククジラとイワシクジラを計637頭捕獲した。
…ただ、過去にIWC科学委員会がはじいた、日本のEEZが含まれる北西太平洋の資源量が維持される(ミンクの)年間捕獲頭数は、最大でもこの4分の1の123頭だ。
https://twitter.com/Sanada_Yasuhiro/status/1143389025438318592

頼みの綱は、昨年は捕獲していなかったニタリをどこまで増やせるかだ。
ニタリは巨体で一頭からミンクの3倍ほどの肉がとれるとされる。
だが、漁場が暑い小笠原諸島近海のため肉に独特の臭みがあり、不人気な鯨種とされてきた。
https://twitter.com/Sanada_Yasuhiro/status/1143389441060249602

捕鯨業界では「ニタリの頭数を多くして鯨肉の量を維持したとしても、単価が下がって経費が回収できなくなる」との見方が出ている。
https://twitter.com/Sanada_Yasuhiro/status/1143389541950033920
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