【最大50万円助成金(下関市)】▽クジラ肉を牛肉の代わりに使った給食メニュー
「新商品の開発には時間と費用がかかるので市に応援してもらえるのはありがたい。クジラを全国の学校給食に発信していきたい」



08月08日 17時23分
下関市 企業の新商品開発を支援
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/20190808/4060003405.html
地元の特産品などを活用した新商品の開発を後押ししていこうと、下関市は、中小企業の合わせて10の新商品開発を支援していくことになり、8日、その認定式が行われました。
関市は、イチゴやクジラなど、地元の特産品を活用した新商品の開発に取り組んでいる中小企業を支援していて、5年前から1つの事業あたり最大50万円の助成金を交付しています。
ことしは、▽クジラ肉を牛肉の代わりに使った給食メニューや▽地物のイチゴを使ったジェラートなど、合わせて10の新商品開発が支援事業に採用され、8日、下関市役所で認定式が行われました。
そして、下関市の前田晋太郎市長が、各企業の担当者に認定書を手渡したあと、「特産品を使って下関の魅力をPRできるような新商品を開発してほしい」と激励しました。
採用された事業は、市からの助成金のほかに、山口銀行など地元の金融機関から、商品PRのノウハウや開発資金の提供などといった支援を受けるということです。
事業が採用された企業の担当者の1人は、「新商品の開発には時間と費用がかかるので市に応援してもらえるのはありがたい。クジラを全国の学校給食に発信していきたい」と話していました。