>>700
(コメント)

FACTIVA(ダウ・ジョーンズ)で過去記事を検索したところ、
2008年6月に、共同船舶が(調査副産物である)鯨肉消費を都道府県別に調べたという記事が見つかった。
8月21日の朝日の記事に出てくるのは2009年度だから、その前々年度ということかもしれない。
注目すべきは、このときのTOP5も、長崎、宮城、佐賀、山口、福岡だということ。そして、記事中に出てくるのは、
長崎 177.4g
三重 2.8g
沖縄 流通無し
全国平均は50.2g
この頃は、調査鯨肉を卸してもらえる業者は限られていて(殿様商売、独占企業だったから)その卸業者の聞き取りでまとめたってことらしい。



2008.06.04
1位長崎、上位に旧拠点地/調査捕鯨の鯨肉推計消費量
http://www.shikoku-np.co.jp/national/life_topic/20080604000344
長崎がトップで177・4グラム−。
調査捕鯨の「副産物」として国内で販売されている鯨肉の都道府県別推計消費量が4日、調査捕鯨を実施している共同船舶(東京)の調査で分かった。
1人当たりの年間消費量は長崎、宮城、佐賀、山口、福岡の順。
全国平均は50・2グラムだった。
捕鯨基地があった地域などで消費が多いことが確認された。
こうしたデータに水産庁などは「鯨食文化が根強く残っている地域がある」と主張。
一方、反捕鯨を掲げる環境団体「グリーンピース」は1人当たりの平均は少ないとして「ほとんどの地域で鯨肉の需要はない」と反論している。
日本国内で流通する鯨肉は、近海で定置網にかかるものなどを除くと、大半は調査捕鯨で捕獲されたもの。
水産庁によると、県別の消費量が明らかになるのは1987年の調査捕鯨開始以来初めて。
1人当たりの消費量が一番少なかったのは三重県で2・8グラム。
沖縄県は流通がなかった。