昨日、セイコーHDとカシオの四半期決算が発表された。
セイコー明と、カシオ暗に別れた。

セイコーは、前期の不振から更に落ち込むようなことは無く
回復の芽が見えてきたことに一安心。
ウォッチ事業の
売り上げ316億円(前期比3.1%増)
営業利益14億円(前期比2.8%増)
国内GS好調、アストロン・プレサージュ新製品効果
海外は為替の追い風、アジア・欧州向け堅調
ムーブメント外販回復。
クロック事業は前期比売り上げ減。

会社全体として前期比為替差損の減少で経常利益大幅に改善、
市場予想を上回り本日の株価は上昇。



国内のGSは好調だったが
画期的な新製品を出したわけではなく
独立ブランド化と言うマーケティング上の掛けが吉と出たか。
営業利益率が改善したわけではなく
相変わらずライバル社に比べて低いまま。
経営体質が向上した結果としての回復とは言えない。