盛岡セイコー60人離職へ 雫石、希望退職は23人

 雫石町板橋の腕時計・部品製造の盛岡セイコー工業(資本金10億円、竹中雅人社長、従業員646人)で
9月から10月にかけ、希望退職と契約解除により正社員23人を含む計約60人が退職することが18日、分かった。
腕時計市況の低迷による業績悪化が理由。希望退職者数は当初計画(50人規模)の約半数だが、
同社の親会社のセイコーインスツル(千葉市)広報課は「希望退職者の追加の募集はない」としている。

 同課によると、希望退職は45歳以上の正社員を対象に行い、23人が応募。
9月末または10月末で全員が退職する。退職金の増額や再就職支援など早期退職に伴う優遇措置がある。
正社員とは別に、9、10月に非正規の契約社員と派遣社員計約40人の契約を解除する。
(2017/10/19)

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