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BREITLING BEAT
BREITLING BEAT(2013年2月号)

たしなむもの

金子さんにとって、機械式腕時計は「たしなむもの」。だから皮ベルトのナビタイマー92は、汗をかかない時期限定で使うようにしている。
そんな金子さんが、使ってナンボの存在として見つけた2番目のパートナーがエアロスペースだった。
「以前はブライトリングのクオーツは邪道だと思ってたんだけど」いまは違う。
そんなエアロスペースを強く意識するようになったキッカケは、ベントレーがル・マン24時間レースで勝った時だった。
「たまたまピットで見かけたフェルディナント・ピエヒさんが着けてたんです。
で、“あの人がワケのわかんないものを使ってるはずがない”って思ったんです」。


買って使って身に沁みて分かったことには、エアロスペースは金子さんにとって「リアルスーパー出張時計」だった。
「たとえば機内で目が覚めて着陸まであと何時間あるか知りたい時、クロノグラフは不可欠。
残り時間次第で原稿を書くか、はたまた眠るか決めるから(笑)。暗い機内でGMTも一発で読めますし」。
チタンで軽量。防水でヘビーデューティ。スーツにも似合うから、エラい人へのインタビューでも大丈夫等々、他にも美点はたくさんあるが、
金子さんがとにかく感心したのは
「あらゆる機能をリュウズ操作ひとつで使いこなせるのがいい。いうなればiPodと同じで、すごくロジカルな設計」だった。
実は金子さん、海外ではホテルで眠る時もエアロスペースを外さない。
「片時でも無いと不安なんです。このよさを知ったことでモノの見方や考え方までも変わっちゃいましたから(笑)」。