片巻きvs両巻き論争は技術的には決着ついてる
巻き上げ効率そのものは片巻きの圧勝
片巻きを100とすると切替車式が50から70くらい、マジックレバー式は30から50程度
ただ、片巻きにも欠点があって、回転錘が勢いよく巻き上げ機構に衝突するおかげで
部品レベルでの耐久性は両巻きの数倍必要になる
特に主ゼンマイに与えるダメージが大きい

マジックレバー式は巻き上げ効率そのものは悪いものの
部品にやさしい巻き上げだし、油劣化による効率劣化も少ない
低価格など満足にメンテナンスしてもらえない腕時計に向いている