ドイツ時計の聖地グラスヒュッテ
その「グラスヒュッテ規格」を満たすメーカーは一握り
文字盤の ”Glashtte/SA”(グラスヒュッテ・イン・ザクセンを意味する)という表記の有無で区別されるが、条件ほ以下の通り

●時計自体が上等な品質で作られ、グラスヒュッテの伝統及び名誉を誇れる商品
●ケーシング、組み立て、精度検査が、全てグラスヒュッテ市内の工房で行われている事
●ムーヴメントを含む時計全体が55%以上グラスヒュッテ市内の工房で作られた時計
この他、ムーヴメント、ケース、文字盤の仕上げ等に関しても厳格な決まりがあり、
全てを満たしてはじめて「ザクセン州グラスヒュッテ製の時計」として正式に認定を受ける事ができる

イカサマをすると、すぐさま同業他社が当局に訴え裁判沙汰になり、会社が傾くほどのペナルティを食らう
元祖ノモスは元祖ランゲら他社軍団にフルボッコされ倒産した
その裁判結果から今日のグラスヒュッテ規格の基盤ができた
ミューレも新ノモスに訴えられて財政的に大打撃を受けた過去がある