「金大中拉致事件」から間もなく40年。韓国の朴正煕独裁政権に日本の主権を差し出した「自主独立派の政治家」(by 孫崎享)・岸信介の悪行を蒸し返しておく
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20130715/1373868085
 この「金大中拉致事件」は、私にとってはロッキード事件や列島改造、それに金脈人脈の件以上に、
田中角栄政権史上もっとも悪い印象を持っている事件である。この田中角栄は小沢一郎の師匠であるとともに、
孫崎享が岸信介ともども「敢然とアメリカに立ち向かった『自主独立派』の政治家」として絶賛している。
しかしその田中も(大平正芳もだが)古野元毎日新聞記者に「主権・人権の感覚のない為政者」として一蹴されているのである。
そして、田中や大平が行ったこのような最悪の「政治決着」を後押ししたのが、
「敢然とアメリカに立ち向かった『自主独立派』の政治家」(by 孫崎享)岸信介だった。

『・・・文藝春秋2001年2月号の記事によると「田中角栄首相が、政治決着で解決を探る朴大統領側から
少なくとも現金4億円を受け取っていた」と現金授受の場に同席した木村博保元新潟県議が証言している。
また田中真紀子によると事前に角栄は殺人をしないことを条件に拉致することを了承済であったという。』


田中角栄に消えた闇ガネ 「角円人士」が明かした最後の迷宮
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062187060&;_ga=1.95325343.246809945.1466899301
2013年12月は、早くも田中角栄が没してから20年を迎える。そして近年、角栄への郷愁が語られるが、
そのとき忘れてはならないのが、闇将軍の金権体質。
角栄の懐へ入ったに違いないのに、長らく確証が掴めなかった「金大中事件の政治決着」と「柏崎刈羽原発用地売買」の疑惑につき、
著者は地元新潟で越山会の会長も務めた最側近から重大な証言を得た。
「私は2度にわたり4億円を目白へ運び、田中先生に渡した」
一方は東京電力への土地売却代金。もう一つは、国会での事件の追及をかわすため韓国政府から贈られた
「お土産」という名の巨額な政治資金。
躊躇なく韓国からの4億円を受けとる首相をみて、証言者は戦慄を覚えたという。