【中国】唐宋時代の「駅」遺跡見つかる 民家に排水システム―重慶市(画像あり)
2014年4月10日、重慶市永川区にある唐から宋(7世紀―13世紀)にかけて「重慶十八駅」と呼ばれた
「駅」(街道沿いに設置された物資の補給や宿泊に利用する施設)の遺跡、漢東城遺跡の発掘が行われ、
大量の陶磁器が出土し、下水管が通った民家が見つかった。

漢東城遺跡は永川区朱●鎮漢東村(●=さんずいにうかんむりしたにヒ)に位置し、中心部の面積が
2万平方メートル以上あり、これまでに約1000平方メートルが発掘された。
発掘で城壁、住宅跡、墓、灰坑、水溝、道路、陶窯などの跡101カ所が見つかり、新石器時代から
明清期までの遺物が多数出土した。遺跡の民家には下水道が通り、石造りの排水溝と陶土を焼成した
下水管がほぼ完全な状態で見つかった。下水管は直径が10cm余りある。

重慶市文化遺産研究院の白九江(バイ・ジウジアン)副院長によると、試掘だけで800点以上の遺物が出土した。
これはここが各地の商品の集積地として栄えた県城で、ある程度の規模を持った集落だったことを示している。

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ソース:レコードチャイナ
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