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アッシジの聖フランチェスコの絵に悪魔の横顔、修復家らが発見
2011年 11月 8日 08:55 JST

[ローマ 5日 ロイター] イタリア中部アッシジにある聖フランチェスコ大聖堂は5日、
画家ジョットによる13世紀の有名なフレスコ画の1つに悪魔がひそかに描かれていたことを、
美術修復家らが発見したと発表した。

悪魔は、聖フランチェスコの生と死を題材にしたフレスコ画第20場面の雲の中に描かれており、
美術史家のキアーラ・フルゴーニ氏が発見。
死を描いた場面の雲の中に、わし鼻で角を持ち、意味ありげにほほ笑む悪魔の横顔が見て取れるという。

教会の美術修復を管理するセルジオ・フセッティ氏は、
ジョットが絵の主要部分に悪魔のイメージを入れるのは避けたいと考え、
「ちょっとした楽しみで」雲の中に描いたのかもしれないと語った。