ポル・ポトはなぜ大虐殺を起こしたのか
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原始共産制を目指してたというけど、なぜそんな極端な理想に走ったのか。
そしてそのために自国民の3分の1を虐殺するとか。
飛躍し過ぎてて良くわからないんですが。
なぜこんな連中が権力を掌握できたのか。 今のベトナムを見ても社会主義は過ごしにくい嫌な国にしか思えない ルーズベルトとトルーマンはやっぱり方針が違うから外交上の継続性が無くても仕方ない
当時のアメリカから見れば極東地域で好き勝手やってる日本とヨーロッパで暴れまわってるファシズムも
共産主義と並んで脅威だった。
さすがにアメリカといえど、アジアで日本と中国共産党及びアジアの共産党勢力と戦いながら、欧州でナチスドイツと戦い
北アフリカと地中海でイタリアと戦いながら北ヨーロッパでソ連と戦うのは厳しいだろ
多分、先に共産主義勢力を叩いていたとしてもどうせ枢軸国が代わりに伸長してきただけだろうし。
アメリカにとって敵が多すぎた時代だった。
世界がアメリカ型の民主主義、資本主義の方がはるかに優れているという事実に気付くまで、敵対勢力が力を得るのを黙ってみてるわけにもいかんし >>355
北朝鮮は?
それと当たり前だがベトナムは社会主義が行き詰まって、西側諸国を手本にドイモイ政策をとったから今がある。
今のベトナムを社会主義の見本と見るのは的はずれ。 >>357
>今のベトナムを社会主義の見本と見るのは的はずれ。
じゃあどこに社会主義の見本があるんですか?
いまどき社会主義を実践しようという気が少しでも残ってるのって急場くらいしかありませんよ?
急場だってほんの少し残ってる程度だし。 日本ももう破綻するから成功はしてない。
資源がないのにこれだけ厚福祉の社会を作ったのは歴史上の奇跡と言えるかも知れないが。
これからは国家資本主義の時代。中国ロシアトルコ欧州とハートランド国連合による大規模資本が国民を喰わせていく時代なのさ。
日本アメリカイギリスに代表される海洋的な自由資本主義はコストがかかりすぎて衰退してる。 アメリカは法律が膨大で刑罰も酷くていつ終身刑にされるか分からない恐ろしい国 今でいえばISISみたいなもんだろ
アメリカも中国もソ連=ベトナムに対抗する勢力として利用しようと思ったんだけど
結局人を殺しすぎたので無理だった >>346
今みたいに金融資本主義が全世界に拡大したのはソ連が崩壊してからだから
冷戦真っ只中の1960年代にそれを実行しろと言っても無理。
ベトナム戦争からソ連のアフガン侵攻、レーガノミクスによる軍拡競争の極大化を経て、ようやく東西両陣営のデタントが実現したわけで。
過程をすっ飛ばして結果だけ得ようとすることは人間には出来ない。 1960年代まで、西側民主主義は植民地主義の残滓を残していたとこが多かった
ゆえに、その反共政策も股裂き状態で、政治的には議会制民主主義で対抗し、
経済的には市場主義で対抗し、軍事的には帝国主義チックに対抗する、という有様だった
つまり西側民主主義も重大な言行不一致があり、共産主義者からの批判、糾弾を浴びやすい
隙があった。そこを見ないと、なぜ社会主義への強いシンパシーが百年間余も世界中で続きえた
のかが理解できない >>366
共産主義の勢力が強いと資本家は国内外を問わず投資が出来ない。
鉄道を引いたり起業したりしても、全て人民のものにされたら話にならないからな。
二次大戦というのがそもそも帝国主義解放のための戦争ではないし、西側東側という概念も戦時中のヤルタ会談以後の話。
要するに西側だけに最初から綺麗なスタートを切れというのは結果論であって、批判としては成り立つが批判にしかなり得ない。
それを言うなら東側の支援した共産主義にも帝国主義はあって、帝政ロシアの農奴制のやり方が根底にはある。
ああいうやり方の共産主義を進めたら資本家や中流階級はたまったもんじゃない。
カンボジアは中国がバックだが、それでも結果どうなったかを見れば20世紀式の共産主義のひどさが分かる。 >>366
>つまり西側民主主義も重大な言行不一致があり、共産主義者からの批判、糾弾を浴びやすい
>隙があった。そこを見ないと、なぜ社会主義への強いシンパシーが百年間余も世界中で続きえた
>のかが理解できない
これは今の日本ですらあるからしょうがないんじゃね?
不平等と矛盾を抱えたまま回すのが資本主義だし。 第二次大戦は帝国主義対帝国主義の戦いだからな。
結果的に帝国主義の空白が出来た国が欧米の再植民地化に対抗するには共産主義しかない。
中東やインドネシアなんかもそうで、自国に食い込んでしまった欧米の資本を自分達のものとして独立するには
一度これらを国有化して共産主義の名の基に経営していくしかない。
かといって資源国が全部共産主義陣営に入ってしまうのを放置しておくと資本主義国家としては存亡の危機ということになる。
結局、冷戦というのは大戦の延長戦なので東西両陣営に仁義などない。
核戦争や第三次世界大戦をギリギリ回避しながらある程度の安定が得られるまで続けなければならなかった。
冷戦自体は形を変えながらまだ続いてるしな。
ただ、アメリカの介入のしかたは下手すぎて無駄に敵を作ってきたのは否めない。 ほぼ同意
ML型社会主義の実験がほぼ全部超ド級的大失敗な事は事実として、
マルクスやフェビアン協会など19世紀社会主義者の敵は同時代の植民地帝国主義国家群だったことを忘れてる向きが多い
当時の独善的かつ暴虐な政治・軍事システムへの異議申し立て思想を、21世紀の発達した修正資本主義とガチ比較して云々するのは少々公平に欠ける それにしたってポル・ポトの左翼キチガイぶりは突き抜けすぎだろ。
あれはもう冷戦とか反帝国主義とかとは別のなにかだ。 そのキチガイが政権とったのはシアヌークがアメリカの傀儡のロンヌルに追放されて
シアヌークとクメールルージュが反米で手を握ったからだけどな… アメリカが介入さえしなければポル・ポトも政権を掌握できなかったのにね
今のイスラム国の台頭も構図としては似たようなもんなんだろうが ポルポトの狂気のレシピ
1 非合法集団特有の暴走する猜疑心
2 目的が手段を正当化するレーニン主義
3 カンボジア人の伝統的反ベトナム感情
4 カンボジア秘密爆撃などによる反米感情
5 訪中したらたまたま文革で超盛り上がっていて狂熱に感染
6 最初の支持母体である少数民族がジャングルで自給自足してたので
これこそ答えだと思い込む
他にもあると思うがざっと >>373
>ポル・ポトも政権を掌握
アメリカよりも中国の方が遥かに貢献度は高い 政権掌握後はそうだけど掌握前は中国の影響はさほどないんじゃないの? 政権掌握前もポルポトは中国行って毛沢東の大躍進政策に感激したりしてるじゃん。 そうか ゴメン。
ポルポト派は初期はベトナムソ連系の武器が来てたのかと思ってた ポル・ポトと北ベトナムは完全な敵対関係だからな。
というよりシアヌーク時代から国境付近でベトナムとは争ってた。
クメールルージュ政権でも国境付近のベトナム人民虐殺したりしてて、
反北ベトナムという点を買われてアメリカからも支援されてたくらい。
最終的にベトナムが侵攻してきてカンボジアはクメールルージュから"解放"されたが、ポル・ポトはいざとなったら中国が助けてくれる筈と最後まで信じてたらしい。 王室中心に仏教社会主義とかやってた方が100万倍くらいマシだったな。
シアヌークもベトナムの介入を許して、アメリカに目をつけられたりとゲスいやつではあるんだが。 そもそもベトナム戦争でベトコン&北ベトナムを
支援してた時点で詰んでただろう? 米国にしがみついても残念ながら当時のあの情勢では平穏は期待できなさそう
近所の傀儡たちもロクな死に方してないじゃん
むしろニコニコしながらカンボジア戦後史を生き延びただけでもスゲェっちゃスゲェ気もする
シアヌークさん 今現在も中国の東南アジアへの影響力拡大と
それに対する日米の対抗は続いてるんだよな。
ソ連が崩壊して共産主義は終了してるから歴史は繰り返さないだろうけど。
ASEAN諸国が容中的な方向に流れたら世界的に厄介な事になるだろう。 中国にそこまでの力はないよ。
国土が広すぎて自分の領土を治めるのに国力を消費しすぎる。
周辺国は迷惑するがこういう大陸国が海を越えるのはきわめて難しい。 カンボジア現代史の本、カンボジア人の手記などを読むと、シアヌーク政権末期、
既に行き詰っていて、ロンノル政権が成立した時は、少なくとも都市のインテリや
中流階層は歓迎していたそうだ。 シアヌークの支持基盤は都市ではなく農村地帯だったからね。
ポルポトが立たなくても、都市しか抑えてないロンノル政権が
早晩倒れる事は自明な訳で、その後出来るのは反米政権に決まってる。
つくづくアメリカの外交政策のバカさ加減だよな。
シアヌークがあせってクメールルージュと組んだから、ポルポトの
目が出てきた訳だけで、独自にレジスタンスを組織すれば良かったのに。 >>383
王政復古って出来そうで出来ないものだぞ。近年できたのはスペインくらい。それだってカウディーリョの意向があったからだ。
自力で王位を回復したシアヌークって凄い人なんじゃないか。 ポルポト(1928〜98年)は、「<一つの説によれば、>伝統に従って、読み書きを習うため
寺院で生活した。寺で6年間過ごし、2年間は僧侶になっていた・・・。・・・
<もう一つの説によれば、>水田で農作業をしたことはなく、6歳の時にプノンペンへ送られ、
・・・寺院で1年間見習いをしたあと、8歳の時にカトリックの私立エリート校・・・に入学し、
そこで6年間過ごした。・・・
1976年・・・に、ポル・ポトは民主カンプチアの首相に正式に就任し、地方で大粛清を始め、
徹底的な国家の改造を行った。ポル・ポトが目指したのは中華人民共和国の毛沢東主義を
基盤にした「原始共産主義社会」であり、資本主義の要素を全て否定することであった。
また、カンボジア仏教からも自我の否定、戒律、転生などいくつかの観念が援用されていた。
・・・<ところが、>仏教もまた弾圧の対象とされ、多くの僧侶が強制的に還俗させられ、
寺院が破壊された。ポル・ポト政権下において、仏教は壊滅的な打撃を受けた。・・・
ポル・ポト政権下での死・・・者数は・・・<75万人説から170万人説まである。>」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%88
ポルポトの生い立ちについて、どちらの説によろうと大差はなく、前の方の説・・
本人自身が語ったもの(上掲)・・ならなおさらだが、彼が、上座部仏教とヒンドゥー教の
習合宗教の影響下で育ったからこそ、仏教的なタテマエを掲げつつ、ホンネで、
あんな恐るべきヒンドゥー教的な蛮行を実行できた、と、私としては見ているところだ。 そのポル・ポト政権に対して、我先にと認可を与えた国日本w ポルポトも毛沢東が殺したほどには自国民殺してないからな 現在の日本においては逮捕後の拷問による自白は証拠とはされず、
日本国憲法の第36条や第38条第2項においても拷問の禁止が明文化されており、
拷問を行った公務員は逮捕される(特別公務員暴行陵虐罪)制度も存在する。
しかし、それにも関わらず日本の警察は現在もなお非公式の場で拷問を行っている
疑いがあるとアムネスティ・インターナショナルなど人権擁護団体から指摘されることがあり、
冤罪事件の背景にも、警察による拷問同然の過酷な取り調べがあると指摘される。
踏み絵ならぬ踏み字などの事実上の「拷問」による事件そのものの捏造が表面化し、
捜査員が特別公務員暴行陵虐罪に問われることとなった。
その他にも、被疑者を突き飛ばす、身体を蹴る、頭髪を引っぱる、
体をつかみ揺さぶるなどの行為を一日あたり十数時間、数日間にかけて密室で行う、
事件や障害者団体向け割引郵便制度悪用事件を始め、検察庁特別捜査部の事件では、
被疑者を壁の前に長時間立たせて自白を迫ったり、「○○はもう自供した」
などと言って被疑者を精神的に追い込むなど、事実上の「拷問」が現在も代用監獄をもちいた
長期間拘留という密室において日常的になされていることが表面化している。 ポルポトの最後の1年がどう言うものだったか知りたいね
政権就いている時とその後のゲリラ戦の頃は結構分かっているんだけど 現地カンボジアや海外でもカンボジア大虐殺についてマクロ視点、ミクロ視点ともに
ドラマや映画になっているが。
肝心のポル・ポトを主役に描いた作品が無い気がする。
生い立ちから死までを描いた作品を作って欲しい物だ。
ポル・ポト役をやりたい俳優が居るかどうかが問題だけど 平和で安定した国であれば、比較的好人物であったかも知れないってとこがなあ ドラマで全50話のポル・ポト伝希望したいね
1話がポル・ポト誕生で49話でポル・ポト死去で最終回50話限定でタ・モク主演 シハヌークを相当ぼかして空気にしてしまうのと
フン・センとヘン・サムリンを完全な正義にしないと無理 フン・センとヘンサムリンは虐殺に関わっているからね〜
命令だとは言えど、フン・センなんてガチガチのクメールルージュの少年兵出身で
本当にポル・ポト信奉者だったし 個人的には、ヒトラーよりもポル・ポトの方が恐ろしい。
ヒトラーの行動や理想は、一応は理屈の上では理解できる。
ポル・ポトの自己破壊的な自国民虐殺や国家弱体化は、まるで理解できない。 この国が自立して強く、豊かになることが不可能であると分かってしまったのだろう。
だから、仏教の悟りの境地に行き着いたんじゃない。
生老病死は一切苦だと、この世に生まれた時点で罪であり罰だと。
だから、死は全ての問題を解決する唯一の手段だと、虐殺を始めたんじゃないかな。 ポルポト派全盛の頃、よく「民主カンボジアの声」放送を聞いてた。
その頃の「ヴェトナムの声」はよくカンボジアのKFP通信の報道としてカンボジア
のニュースを流してたけど、どっちも信用できないニュースだった。 まあポル・ポトが熱心な仏教徒の家出身なのは間違いないけどね >>405
ヒトラーもスターリンも大虐殺やって犠牲の上に発展を築いたけど
ポル・ポトはただ虐殺と破壊をやっただけ、発展なんてしてない
そして、ヒトラーもスターリンも自分の手で人を殺した経験がある(ヒトラーは戦場でスターリンはテロで)
でもポル・ポトは自身の手ではだれ一人殺していない。
ヒトラーとスターリンには狂気の中に正気が見え隠れするタイプだが、ポル・ポトは狂気が一切存在しないのが逆に怖い
物凄く人当たりのいい人物。完全無欠のサイコパスだ。気が付いた時にはもう遅いってタイプ。
もし小人物として実際に近くに存在したら一番危険なのがポル・ポト。
気が付いたら一家を乗っ取られて家族で殺し合いをさせられる羽目に陥る。 ポルポトは毛沢東と金日成を尊敬していたようだが、
遡ればボルシェビキかな。 クメールルージュの生き残りの裁判ってまだやってるんだな。
朝日新聞とかもっと報道しろよ。 ポルポトは優しいおじさんだったらしいよ。
農村文化を尊重したからインテリなはちょっと辛かったらしいけど。 憶測だがベトナムは少数民族の渦の国だ民族があり更に部族あり
人権の価値観はそれが共同体である事で初めて有効になる
部族が異なればそれは非人間という価値観は奴隷制度や
カースト制度などでも当然の如くあるそのそのような社会的価値観と
政治的な要因から容認されてしまったのではないかと憶測する
ポル・ポト一人ですべての民を虐殺はできまい権力を公邸する人間や
従う人間がいて初めて可能だからな イスラム国の支配地域はきっとクメールルージュ状態なんだろうな >>416
シリアに限っては恐らく一番酷いのは政府支配地域。
次いでイスラム国支配地域で
おそらく一番マシなのは自由シリア支配地域だろう。
自由シリアだってかなり酷いだろうとは思うが。
シリア軍は世界で最も残虐な拷問やることで悪名高いし
イスラム国もそれに対抗して残虐行為やってるという事情もある。 何処だって武装勢力の支配地域なんてそんなもんだろ。
北斗の拳と変わらん。 聖職者にサイコパスが多いのと一緒。
こいつはかなりの異常者。
シリアルキラーと変わらんよ。 留学先別基地外分類すると
やっぱりフランスとドイツが多いかな? >>417
今の自由シリアってヌスラそのものだけど、それでも政府よりマシなのか? 昔のように農耕具を持って田畑を耕し、育てた作物を皆で平等に分け与えられる社会では、貧富の差も身分の差も争いも無かった。 それで皆幸せだったのだ。
それなのに、今は知識や技術が金を産み、知識や技術を持つ者と持たざる者の間に資産格差が生じている。資産格差が生じれば、それは持つ者と持たざる者との間の争いを生む。
そのような事は、これまで有史以来繰り返されてきた階級間闘争の歴史の繰り返しである。今日までのあらゆる社会における歴史は、階級闘争の歴史であるのだ!
↑ポル・ポトの精神構造は、大体こんなもんかね? そうではなくて、本音はもっと単純だと思う。
カンボジアで生きるのは無駄、じゃないかな。
カンボジアって立地的に囲まれすぎて無理ゲーだしね。
独立国として発展することが無理だと分かりゃ絶望するのも分からなくもない。 この人の事は、政権期よりも、フランス留学時代や
政権崩壊〜死(個人的には、暗殺されたと思ってる)の時期に興味ある。
前者は政権下での狂気のルーツとしての興味。後者は政権期よりも謎に満ちてるから。 あなたは40代ですか?ドーハの悲劇「中国衝撃イヤフォン」「中国悪夢イヤフォン」ですか?
それともいくつですか?
それともいくつですか?
それともいくつですか? ポル・ポトの功績を強いて挙げるとすれば、
ポル・ポト時代に造られた巨大な貯水地は、
ヒトラーが膨大な国債を投じて建造したアウトバーンみたく
現代のカンボジア住民の役に立ってるみたいだな。 とは言っても、資本主義の否定ゆえに
機械は一切使わず、専ら人力での建造。
死なずに済んだ筈の人間が、ここでも
バタバタと死んでいった。
だから、カンボジア人の前では
貯水地建造をポル・ポトの功績とは言えん。 ポル・ポトにしてみれば、資本家が機械等の生産手段を持ち、労働者を雇い入れて労働させ、
商品を売り、利潤を得ると言う資本主義を否定し、完全平等の社会を実現したい。
そのためには、資本家と労働者の間に格差をもたらす元凶である機械等の生産手段を否定する・・と言うことじゃね?
医者、芸能人、学生等を抹殺したのも、恐らく似たような理由でしょ。
彼らの持つ知識・教養や特殊技能が金になり、それが格差を生み出すと考えたんじゃないの? この人が絵に描いたような悪党面なら、この人にあまり関心は持たなかったかも。
ポル・ポトのにこやかな笑顔の写真と併せて、ポル・ポトの虐殺の一端を知った事で
「え?こんないかにも温厚そうで感じの良い人が?」と言うのがスタートだった。
実際、少し調べてみたら、やっぱり1個人としては良い人だったと言う証言多数。 今まで思想や主義なんて物は、観念的で無意味だと思っていたから、まるで興味なかった。
ポルポトの自己破壊的な暴走の意図を少しでも理解するために
マルクスの「共産党宣言」とかを読み、多少は共産主義に触れた事で、やっとポルポトの暴走の意味が少し解った。
学術や科学技術の発展による経済や外交防衛の強化と言う考え方を当たり前の価値観として、
専らそこからポルポトの行動を見てると、知識人を抹殺が、荒唐無稽な所業としか思えないんだな。
ただ、自ら国力を衰退させる自殺行為に出ておいて、対ベトナム戦で勝てると思っていた理由は未だよく解らん。
「無謀な戦争に走った」と言われる戦前戦中の日本ですら、戦争に勝つためには
軍事力の増強だけではなく、内政で国力を高めることが必要なことは理解していたと言うのに。 >>433
悪いやつがやることには限度がある。
やり過ぎると却って損するからだ。
だが善意でやることには限度が無い。
ポルポトも善意だったのだろう。
「地獄への道は善意で敷き詰められている」 (レーニン)
こ言葉は大変な説得力がある名言だ。
レーニン自身もその最悪の実例なのだから。 真に恐るべきは
恐怖をもたらす者(ツァーリ)
ではなく
恐怖にかられた者(スターリン)
である >>422
シリアの人権監視団の報告によれば一番まともな部類>ヌスラ戦線
拷問によって非戦闘員を殺害した数がロシア軍より少ない
https://pbs.twimg.com/media/CXaZzTcWYAEL7n-.jpg ポルポトはジャングルから出てきた、ただのキチガイ。
根本的な原因はシハヌークが権力の座を守ることしか考えずに国の方針をブレまくらせたこと。
アメリカに媚を売ったり反対に容共的な態度になったりして、そこを東西陣営につけこまれて権力闘争が激化した結果、空白地帯が出来てクメールルージュの台頭を許した。
インドネシアのスカルノもそう。 ポル・ポトが病死なのか毒殺なのか自殺なのか、永遠に判りそうにないのが、残念やね。
爪や頭髪の変色とか見てると、心臓発作とはにわかに信じがたいし
これは完全に偏見だが、あまり自分から死ぬタイプに見えないから
個人的には、ポル・ポトに全責任を擦り付けて逃げきりを図ろうとする連中の手による毒殺かな?と思ってるわ。 政権崩壊後から死までをドキュメンタリーでもドラマでもいいからきっちりやって欲しいね
もちろんカンボジアン人自らの手で
ポル・ポト伝〜
序盤=生い立ちから政権掌握まで
中盤=政権時代
終盤=政権崩壊から死まで
3つの時期を分離してやると面白そう。本でもいいんだけどな。 ポルポトは最後の方では権力失ってたっぽいけどその辺どうなんだろう? 政権崩壊〜死に関しては、あまり語られないよな。
晩年のポルポトが「良心に恥じることはしていない」
「間違いはあったかもしらんが、良いこともした」とか言ってたのは知ってるが、
政権時代を回顧して、どういう発言を他にはしていたかとかを、もっと知りたい。 白髪老人になったポル・ポトが、屋外のちょっとした小屋みたいな所で
大勢の集団に囲まれて、司会っぽい奴が何かを言ったり
集団が喚声(?)を上げる中、黙って椅子に座っている映像を観たんだけど
これ、ポル・ポトが内輪で終身刑を言い渡された裁判の様子かね? 確かに謎が多いよな。ポル・ポトが確かに善人だったなら、その動機にしろ命令権者にしろ
虐殺の主体として働いていたのは何なのか。
ポル・ポトがただの理想主義者の軽い神輿だったのなら、ナンバー2以下が狂っていたのか。 「原始共産制」とか言ったり、貨幣やら機械やら医療やら知識やらを否定したりするもんだから
農耕を軸にした原始へ人類を還して、完全平等を目指していたのかと思っていた。
けど、普通に中国や北朝鮮や日本とも貿易はするし、農産品と引き換えに中国から兵器を購入したりするし、
公私ともに車や列車等の文明の利器を使って方々を移動たりしてるな。 老ポル・ポトが、死ぬ半年くらい前に、どっかの国の記者にインタビューを受けてる様子を映した短い映像を見たことあるけど
その時に語った中身を詳細に記した記事や書籍とかは無いの?
なんか「私が凶暴な人間に見えるか?そんな事はない」とか「パリ時代は色んな本を読んだなぁ。ガンジーとかも読んだよ」とか言ってたな。 ポル・ポトの経歴見る限りただの左翼かぶれのドロップアウトした学生ってだけで
特別何か優れた才能やカリスマがあるようには思えないんだが
あれだけの虐殺をしておいて本人は善人という不気味さだけが際立ってる。 今の日本で敗者に対してやってないからだと暴言を吐く連中を見れば
こんな奴等なんて生きている価値もないと思うんだから
彼のやったことは同じ権力を持っていればやりたいことだ >>449
その考えは間違ってる。
善人だからこそあんなことをやったんだ。
悪いやつがやることには限度がある。
悪いやつは自分の利益になることしかやらない。
限度を超えたら却って不利益になる。
だが善意でやることには限度が無い。
「地獄への道は善意で敷き詰められている」
(レーニン) ポルポトは毛沢東と金日成を尊敬してたらしいね。
毛沢東は権力がない時代は、逃亡主義で妥協的な右翼とか極左的な理想主義者から言われていたが割と現実的だったが、
権力持ってからはポルポトみたいな理想主義者で批判者を修正主義者と追放するといった印象。 最近になってポル・ポト政権に興味を持ち、このスレ含め色々と読んでいます。
このスレではポル・ポトと金日成と重ねている書き込みがいくつか見受けられますが
この両者のような極端な思想の指導者が生まれてくる背景には
地政学的な部分もあるのではないかと考えるのですが、どうでしょうか? ポルポトと金日成はかなり違うぞ
ポルポトはキチガイじみた極端な理想主義者
金日成はキチガイでもなんでもない劣化スターリン >>454
しかし、カンボジアは体制が崩壊した後、虐殺が暴露された
北の体制はまだ倒れていないので、虐殺の全容が明らかにされてない部分がある
まだポルポトよりましかどうかを判断するのは早い ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています