ヒッタイト含むアナトリア語派が印欧語の祖先というのは無理がある
年代的には辻褄が合いそうに見えるかもしれないが、
ヒッタイトは東西に長く伸びる広範囲な印欧語族の全てに共通する特徴を持つ一方で
それらの幾つかを「早々と」捨て去って「印欧語離れ」した別の言語に変化している
それは「これから獲得する特徴(つまり未発達)」なのではなく明らかに「かつて持っていたのに失った特徴」なのだ
アナトリア語派が「早期に分かれた印欧語」だと言われるのはそのためだ