ジャマル・カショギがジャマール・ハーショグジーであるべき理由|保坂修司|ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/hosaka/2018/10/post-24_3.php
2018年10月30日

 ※なお、本コラム公開後、それを読んだリヤード駐在の丸紅社員で旧知の宮内良尚氏より、
 ジャマールとアドナーン、ドディー・ファーイドの親族関係についてハーショグジー家の証言にもとづく指摘があった。
 それによると、やはりジャマールとアドナーンは親族であるが、叔父・甥の関係ではなく、
 したがって、ジャマールとドディーもイトコ同士ではないとのこと。
 具体的にいうと、ジャマールの祖父とアドナーンの父ムハンマドが兄弟であるそうだ。
 したがって、ジャマールからみると、アドナーンは祖父の兄弟の子、
 つまり父のイトコ、ということになり、ドディーはその甥なので、ジャマールのハトコということになろう。

 文字で起こすと余計わかりにくいので、サウード家とのハーショグジー家の相関図をつくってみたので、参考にしてください。
 https://www.newsweekjapan.jp/hosaka/2018/10/30/hosaka181022-chart1030.PNG