>>129
山野じゃないが
左思の話には続きがある。

世間が嫌になった左思は引きこもって文章の腕を磨くことにした。
そして苦労の末に三都賦を完成させたところ、これが有名な文人に評価されて大人気となった。
この三都賦を写すために紙が不足するほどで、これが「洛陽の紙価を高める」の語源の故事になった。
こうして左思は大成功を収めたのである。