普通の国家は主立った国家宗教があってどんな人間よりも上位の存在の
神ら仏やキリストやアッラーが信仰され従う事を強制されるが、
その事が共同体に於いてお互いを縛り合い監視し合う事で独裁者が簡単に出現しないシステムを情念的に作り出している。

ところが共産主義、社会主義は基本的に唯物論なので神と言う概念、存在は無い事になっているので
共同体の中で圧倒的にチカラを持った者が台頭、或いは出現すると
もうその存在が共同体の中で最高存在となり制御するシステムが働かず暴走する。

毛沢東が文化大革命時に東洋、西洋を問わず宗教弾圧したのは独裁者にとって宗教がいかに厄介なもので
独裁の妨害存在である事をよく分かっていたから。
「宗教は阿片だ」発言は毛沢東が宗教をいかに苦々しく思ってたかよく分かる。