『フランス革命の代償』(ルネ・セディヨ) 著という本は
制度経済軍事文化などいろいろな角度からフランス革命の得失のバランスを論じている。
この本によるとフランス革命の勃発後、フランスの産業と経済は著しく衰退し、
革命前の王政時代の水準にようやく回復するまで実に35年!!を要したという。

革命が封建制を廃すことで自由な経済活動が可能になり、大いに経済は伸びたのでは
と思う人がいるかもしれないが、現実は全くその逆だったという。