白黒というのは言い換えれば善悪だろうが、善悪の考え方は別に西洋哲学だけじゃなく東洋哲学でも一般的だろう
インド哲学のカルマの考えなんてまさに善悪が前提になっているし、墨家や朱子学なんかも善悪判断を前提にしてる
善悪判断のためには基準となる絶対的な何かが必要だが、単にその絶対的な何かを何に設定するかの違いでしかない

神道の場合は完全相対主義に立っているので、いかなる形であれ絶対者の存在を認めず、そもそも絶対的な善悪という価値判断そのものを認めない
もちろん完全相対主義なので一切の差別も否定するから、現代社会の諸問題の解決のためには神道の方が神道以外の宗教や哲学より優れていると言える
廃仏毀釈で公の場から仏教を追放して神道を国教にした途端に日本は大発展を遂げて先進国に上り詰めたしな