>>157
それは誤解ですよ。
もともと、ブッダは、出家者に、修行の旅に出た際、夜は郊外で野宿するように指導していたようです。
もし、女性の出家を認めてしまうと、一人で修行の旅に出た際、現実に身の危険にさらされてしまうわけです。
それ故、当初は、女性が出家するのを認めなかったのです。しかし、王侯貴族など、各地の裕福な在家信者が仏教教団に「精舎」
を寄進してからは、女性の出家者が、夜は「精舎」で身を休めることができ、安心して修行できるような環境ができたので、それ以降は、ブッダも女性の出家を認めました。
→身の安全を考えて当初は女性の出家を認めなかったということが、いつの間にか、「女性は悟りを開けない」、などという差別思想に変化してしまったのでしょう。