朝鮮戦争に中国が参戦してきたとき、米軍は、「中国軍と戦ってきたのは日本軍だ。
日本の軍人から意見を聞いてみよう」と思い、日本の軍人を呼んだ。

日本の軍人たちは、「中国の兵隊はまるきり無能であり、中国軍には戦闘能力がほとんどない」と口々に報告した。

しかし、独裁国家と化していた中国の人海戦術は、米軍を苦しめた。
「日本の軍人にミスリードされ、中国の実力をあまりにも低く見積もってしまった」と米軍の軍人は嘆いた。

このエピソードは、日中戦争時の中国軍がどれほど弱かったかを雄弁に物語っている。