ドイツ統一の立役者としても知られ、1982年から旧西ドイツ時代と合わせて16年間連邦首相を務めたコール元首相は、
1998年の政権交代によって首相を退任。その後に発覚した不正献金疑惑で窮地に立たされ、2002年に連邦議会議員
を引退した。それ以降、自身の所属政党であるCDUとたもとを分かっていたが、今回、2012年10月1日がコール氏の
首相就任30周年に当たることを機に、CDUが同氏の功績を称える機会を設け、10年ぶりの党本部訪問が実現した。
今年で82歳になるコール元首相は車椅子に座って、スーツの下に光沢のある黄色のネクタイを着用。
黄色は自由民主党(FDP)の党カラーで、長年の連立パートナーだった同党とのつながりをアピールした。
コール氏はCDUの連邦議会内本部で10分間の演説を行ない、「ここは私のホームグランド。私の家です」と語り、喝采を浴びた。
http://www.news-digest.co.uk/newsde/news/news/4544-2012-09-25.html

前首相のシュレーダー氏はもう出てこないのに、コール氏は再登場して政界に影響を及ぼしている。