古代匈奴の王族はグリーンの目、彫りの深い顔だったという
白人を思わせるが、しかしこれは確定的なことは何も言えない

三国志の呉皇帝の孫権は言動がおどけていて、無茶苦茶な冗談を飛ばしてからかう性格
孫権は背が高く、青い目と赤い髪をもっていたとされる。
これは吐火羅系をおもわせるが、おそらく南方の一族や生母からしてありえず
陝西など北中国でさげすまれた異民族・胡人のイメージで架空の設定かもしれず
つまり異民族の血がはいってる、どことも知れぬ蛮族に屈するわけにゆかぬという想像の宣伝であろう

匈奴に白人ぽい騎兵が混じっていたのは確かで
それはオルドスの西半分はトカラ系の月氏で、古代のトカラは金髪碧眼だったとされるから
混血の匈奴がグリーンの瞳でも間違いではないだろうが、むしろこの事実は
つまり異民族の血がはいってる、気持ち悪い蛮族に屈するわけにゆかぬという漢の政治意図であろうとも
とれるのである