>>270
昔は今と違って民族意識が無かったから、現場の兵隊なんて嫌々戦っていてヤル気無かったんだよ
誰が命を捨てて本気で皇帝のために戦うだろうか?

ところが宗教軍団はその士気が本気(というか狂気)なので、東ローマやペルシアなんかの徴兵農民によるにわか軍隊ではとても太刀打ち出来なかった

ゲルマン人が強かったのは、後に中世封建制度の元になった徒士制度があり、上意下達の文化が徹底していたから
彼らは上の人間に忠誠に誓い戦うことに道徳的な意義を感じていた
だからローマ人よりも強かった

ちなみに近代国家のナショナリズム教育で国家に対する忠誠を強調したのは専ら軍事のため
自分らが属する集団への忠誠心を極限まで高めることで、強い兵を養成しようとしたわけだ
今の日本でも会社員の団結を高めるために社内運動会やらマスゲームチックなことを行うが、これも強い兵(従業員)を育成するのが目的