なにかが書けない、、、

>>370


このことが、シュコア氏にもう1つの問題をもたらすことになった。
キブラを決めるのに2つの異なる考え方をする学派があるためだ。
ひとつは、キブラの決定に一般的に利用されている「大圏」法、もうひとつがあまり使われていない「航程線」法だ。

標準的な投射図法の地図上では、航程線(すべての経線を同じ角度で横切る直線)は、
ヒューストンにあるジョンソン宇宙センターからメッカに向かって東南東方向に引かれる。
一般常識的にはこれがヒューストンとメッカの位置関係だ。
宇宙センターはカアバの北西側にあり、カアバに向かう航程は南東方向だ。



イスラム教の科学者たちは、早くも9世紀には、大圏コースによって、
世界中のあらゆる地点からメッカに向かう最短ルートを割り出せることを理解していた。