いままで見つかった太陽系内の数十万の小惑星のうち、一番細長い形だったのは
小惑星番号1620のジオグラフォスで、長短の比は3:1ぐらいのものだった。
つまりこの程度の比率の小惑星でも自然に形成されるのは非常に珍しいといえる。

たまたま太陽系外からやってきた「小惑星」が、この比率を遥かに超える長短比を
持っているという事が、確率的にみて異常であることは誰でも理解できるだろう。