東洋史20 [無断転載禁止]©2ch.net
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>>101
王莽 ●名君になり損ねた男(濱川栄)
これは新鮮 >>105
すでに山川の世界史リブレットで執筆してる人がたくさんいるし、
新味出すよりも無難な路線かね。
さすがに三国志は新しい人に任せてもいいと思うが。 >悪
という既定の人物評価に合わせて評伝を書くわけか。執筆者の皆さん器用だなあ。 「これらの人物を悪人として描いてください」という注文通りに書くとか、御用史家そのままなんじゃ・・・ 政治への御用か、資本への御用か、その違いでしかない。 今の学生って、中国史に興味あるって言ってる子でも知識偏ってるよね。
マンガの影響らしいが始皇帝周辺にはやたら詳しいけど、「ソグド人って何ですか」「万暦帝っていつの人ですか」みたいな。
そういう子たち向けの入門書かな。 俺らのときも三国志演義にだけやたら詳しい奴いたなw 外国の文化とか歴史とかで卒論書く学生は全部面倒見てるんだけど、
東洋史で卒論書く学生なんて年に1人くらいだな。
多分自分が退職したら、後任は絶対東洋史以外から採用すると思う。
それ以前に後任人事が立ち上がるのかどうか怪しいが。
いやそれ以前に大学の存続が(ry 常勤職についてるだけいいよ・・
こちとら後期アラフォー専業非常勤、来年の非常勤契約の打診にほっとしてるところ。
どんどん若い世代が就職していく。業績の量自体は自分の方が多いのになあ。
やっぱり年齢か・・でもいまさらどうしようもない。 五六十代の連中「今の若い人たちは大変だねえ」とかどの口で言ってんだ。
全部てめえらが無能だからこんなことになっちまったんだろうが。
そのくせ自分らは高給とったまま定年まで居座って逃げ切りかよ。ふざけんな。 >>108-109
歴史研究者として大事なものを捨て去らないとできない仕事。よく思い切ったなあ。 >>115
あの顔ぶれに歴史研究者として大事なものなんて前からないじゃんwww >>101
説明文が矛盾してるな
>歴史の教科書で活躍する偉人たちの表の顔ではなく、教科書では触れていない裏の素顔に切り込むことで、
>歴史における彼らの役割を立体的に解き明かす新たな歴史書シリーズ
>中国史上の悪とされる人物から、時代順に二四人を選択
これじゃあ、「善」の部分書かなきゃ「裏の素顔」にならない
>>108-109
>>115
ということで、そこまで大げさな話でもなく教科書記述とか通説とは違った側面書いてください程度なんじゃないの? >中国史上の悪とされる人物から、時代順に二四人を選択
中国史上の普通に有名な人物を時代順に並べただけのような >>119
偽宦官ロウアイと宦官趙高をぶち込んでいる時点で、近年の某マンガを意識してる気が。 >>120
そもそも教科書出てこないしな、そのへん 本屋の雑誌コーナーでパチンコ攻略本と一緒に並んでる歴史本でそんな感じの煽り文句だよね。 でもまあ、やわらかいタイトルじゃないと読んでもらえないしね。
地方国立の先生が言っていたけど、岩波講座レベルの論文を引用する卒論があれば上出来らしい。 ふうやっと人事の仕事が片付いたわ,とかツイートすることで自分が一定の人事権を握ってることをさりげなくアピールしてる奴を見かける。
そうやってれば若手がぺこぺこしてくるので裸の王様でいられるんだろうな。ろくな研究業績がないのに学界で地位を得てきたエセ研究者の
処世術とはこういうものか,と呆れるのを通り越して感心したわ。 >>125
完全匿名ならともかく、所属や誰であるかが丸わかりのアカウントでそういうことやってるのはどうかと思うなあ。
以前も査読のことが話題になったけど。 >以前も査読のことが話題になったけど。
チベット史の件な。投稿者は自分の論文が晒されてることが完全に分かる形でツイートされてた。 そんなもん、原稿引き上げたうえに雑誌に謝罪文の掲載を求めてもいいくらいだ。
泣き寝入りしたのかな? 守秘義務無視かよ。
そういや東大准教授が自分が執筆者の世界史B教科書を検定中に友人に見せびらかし、
友人がその教科書の写真をブログにアップして大問題になったことがあったな。 公募の面接でこんなことを言う奴がいた,けしからん!
と応募者を晒し上げてる学界有力者のツイートを見たことがある。 どんなに研究業績が貧相でも、研究者は人事権を握ると自分が偉くなったと勘違いするらしい。 カズオ・イシグロにノーベル文学賞。
とたんに、自分は前から知ってた、読んだことがある、アピールがツイッターに溢れ始めた。
本当にバカッターって有能。 賞と言えば数年前から史学会が『史学雑誌』に載せた若手にあげてる賞、
就職の後押しになってくれてるといいんだが・・ 平成29年度・第12回 樫山純三賞は、
<<学術書>> 『中国の誕生ー東アジアの近代外交と国家形成ー』 岡本 隆司 著 (名古屋大学出版会 発行)
<<一般書>> 『中国政治からみた日中関係』 国分 良成 著 (株式会社岩波書店 発行)
と決定いたしました。
http://www.kashiyama-sf.com/
第29回アジア・太平洋賞(主催:毎日新聞社、アジア調査会)は、このほど開かれた選考委員会で、大賞1点、特別賞3点が次の通り決まりました。
[大賞」記念の盾と賞金200万円、国際航空券。
■『最後の「天朝」 毛沢東・金日成時代の中国と北朝鮮』(岩波書店)
華東師範大学周辺国家研究院院長 沈志華(しん・しか)氏
[特別賞」記念の盾と賞金各30万円
■『シベリア抑留 スターリン独裁下、「収容所群島」の実像』(中公新書)
成蹊大学名誉教授 富田武(とみた・たけし)氏
■『自壊の病理 日本陸軍の組織分析』(日本経済新聞出版社)
帝京大学教授 戸部良一(とべ・りょういち)氏
■『中国の誕生 東アジアの近代外交と国家形成』(名古屋大学出版会)
京都府立大学教授 岡本隆司(おかもと・たかし)氏
http://www.aarc.or.jp/ >>136
選考時に常勤ポストに就いてる掲載者は、候補から外すべき。
でも確認のしようがないか。
せめて掲載時に常勤ポストに就いてるのは除外。 賞をとってると就職に有利なんてことになったら、選考にたずさわる学界有力者が子飼いの若手に受賞させようとするだろう。
また老害に余計な権力を与えるだけで、ポストが増えるわけでもない。百害あって一利なし。 むしろ常勤ポストに就いてる人間を対象にダメ研究者賞を創設したいくらいだ。
50代なのに論文数が一桁とか、ノミネートしたい奴が何人もいるわ。 >>140
ちゃんとした授業やってたり、学内行政で忙しいから研究する時間がない。
そういう人だって可能性はないのか? 授業や学務に忙しくない常勤なんて今の日本に一人もいないだろ。
そんなのは何の言い訳にもならんよ。 >>142
なるよ。毎年公刊される学術書やら雑誌論文丹念に読んで、
講義録改訂する作業って結構手間がかかって大変だよ。
こればかりやっていると、自分の研究に必要な史料読む時間なくなる。
史料ばっかり読んでいると、いつの間にか学界から置いてきぼりにされる。
これの両立ってどうすればいいと思う? 就職前はこんなに高大連携関係のお仕事が多いとは思わなかった。
いや言い訳にならないのは分かってるが。
とくに後期は、ほぼ毎週どこかの高校に営業に行くか、出張講義に行くかしてるわ。 俺は今学期の授業は週9コマ。学内では長が付くのを含めて4つの委員を兼任。オープンキャンパスは年4回。
学外では大小3つの学会で役員をやってる。家に帰れば家事と子育てに忙殺されてる。
ついでに今年は高校への出張授業や市民講座の講師も入ってる。専任教員の仕事量なんてそんなもの。
それでも俺は毎年論文を書いてるぞ。誰かさんみたいに特集号の総論や論文集の序論ばかりじゃなく、
ちゃんとした学術論文をだ。もちろん口頭発表も毎年やってる。甘えんなよ、と言いたい。>>141 >50代なのに論文数が一桁
ってフレーズをこのスレでよく見るけど、そんな人実在するんだろうか。
少なくとも私の分野では思いつかないな。 >>146
当方の時代だと、50代以上で2人ほど知ってる。 少なくとも私の分野の中東・イスラーム史には普通にいます >>145
>ついでに今年は高校への出張授業や市民講座の講師も入ってる。
これ、「今年は」って言うけど、毎年やらされるのが普通だと思ってたw
出張授業はほぼ毎月1回、市民講座も1講座(全8回)を前後期一つずつ入れられてる。 同業者と話してると、「3年に1度まわってくるセンターの試験監督が重荷」とか言われる。
グチだが自慢だか分からん。うちは毎年必ずやらされるわ。 心を病んでしまった学生への対応業務が大変。時間も精神も大きく削られる。
それに不定期に突然にやってくるので、仕事のスケジュールが完全に破綻する。 >>151
大学内にカウンセラールームみたいなのないの? 151じゃないけど、うちの場合は指導教員とそっち方面の委員会と支援室とカウンセラーとで対応することになるので、この4者のいろいろな調整だけでも一苦労。
この上、人格が歪んでしまった専業非常勤の授業にたいする学生の苦情まで聞いてられっか! 重症な子はそもそもカウンセリング室に行くこともできないので、まず異常に気付いた
保護者から大学に連絡が入って指導教員と学科主任とかで対応することになる。
うちはその後のマニュアルはちゃんとしてて「鬱は病気なので素人の『親身な対応』じゃダメです。
すぐ専門家に任せてください」と言われてるので、カウンセリング室に回すだけ。
そりゃそうだ。東洋史学者に若者の心のケアなんかできるわけがない。 他所の私立大学では、最寄駅から大学までの通学路で、教員が交替で「見守り」していないと知った時の衝撃。 前も書き込んだけど。いい論文を何本も発表して旧帝とかで博士号とって苦労して就職した若手が、
地方のFランク大学でそんな業務させられてるのを聞くとやるせない気持ちになるなあ。 Fランは学生を野放しにしておくと、地元に「○○大学の学生、通行禁止」みたいな看板出されるからな。 >>156
一握りの高学歴者だった旧制大学生を人間爆弾にするお国柄だし 理事長の訓示「本学は先生方の研究活動にお給料をお支払いしているのではないことを強く自覚してください」
学長の訓示「本学の経営苦しいです。先生方お願いですから科研費取ってきてください」
どないせえっちゅうねん 経営状況がよい私大の先生と雑務について話してると、「それ、職員の仕事じゃないの?」とよく言われる。
自分でもそう思うけど、職員の数が圧倒的に足りないんですよ。 非常勤で国立大に行くと、事務職員のレベルの低さに驚く。
仕事自体が要領を得ないし、それに加えて態度が非常に失礼。 >>162
教員や学生に窓口対応する部署って、国立だと一番出来が悪い職員がまわされるって聞いたことがある。 国立大のローカルルールが問題になってるじゃん。あれも結局事務員の質の低さが原因なんだよね。
頭が悪くて合理的判断ができない職員は「微妙な事案はとにかく拒否しとけば無難」だと考える。
それが前例として積み重なって無意味なルールが出来上がる。 職員の質はともかく国公立の学生って真面目な子が多いから、そこは羨ましいなと思う。 >>165
それはまったく同感。学生の質は最上位私大でも国立には遠く及ばないと思う。 まあ国立は真面目というより愚直な学生が多いというか
逆に私大は要領はいいが楽な方に逃げようとする院生が多いな(自分周辺だけから見た偏見) >>166 上位私大は見かけの受験偏差値を維持するために一般入試枠を狭めて推薦枠を増やし続けた結果,
もう実際の入学者はバカばっかり,という状況。 国公立勤務。まったく関係ないが、
毎年のようにゼミ生の女子学生が同期の男子学生の好意をはねつけて、
近隣私大(中の下ランク)の軽薄そうな兄ちゃんと付き合ってるのを見て興味深く思ってる。
そりゃうちの男どもは真面目だけがとりえで気も利かないけど。 入試の成績上位者は入学金免除というエサで受験生を集めるんだが、上位者は全員第一志望の他大学に行くので
実際には大学のハラは痛まないというマジックで志願者増をはかってる大学もあったな。 >>168
初めて名門私大の非常勤の口がまわってきて喜んでたんだが、あまりの学生のレベルの低さに愕然としたことがある。
そんなカラクリがあったのか。世間知らずの専業非常勤の感想でした。 地方の国立って、昔はものすごくのんびりしてたんだろうなあ。 昔の遅刻は研究する余裕卯があったからね
今は遅刻に合併が推奨され言う宇通りにすれば補助金get 同じ大学に文学部と教育学部があって東洋史教員がそれぞれに配属、
おまけに近隣にナントカ教育大があってそこにも東洋史教員が……
なんてのはもうなくなるでしょうな。 「大学を職業訓練校にする」と宣言してる政権が続く限り、東洋史教員のポストは確実に減り続けるだろうね。 前任者がごく短期間で移籍しちゃったので、それを口実に大学が後任ポストを無くしちゃったりもする。 是非とも職につけたいという若手も特にいないから、ポスト減っても実害はないよな 是非とも職を剥奪したいというロートルは大量にいるけどな。 >>177
もうちょっとであの教授が定年だ〜とか某准教授が移籍したぞ!とか、
公募が出るのを期待してたのに、どうも後任人事はないことが判明したときのガッカリ感。
さらに最近だと公募が出ても、いきなり人事が流れることもあるので油断できない。 無事に採用されても昨今では大学が募集停止になったりするから油断できない 最近は宮廷でさえ東洋史教員ポストが激減してる所があるからなあ。
あれで大学院レベルの教育はもう無理だろう。 逆に遅刻には東洋史教員が三人も四人もいるのが不思議だ。
宮廷でさえピンチなのに、もっと大変なはずの遅刻でなぜそんなことが可能なのか。 浪速市立とか浪速府立とか浪速教育とか、今後どうなるのかな 知人の言。30代のころは面接にも何回か呼ばれたそうだが、40過ぎたら呼ばれなくなったそうだ。
で、就職に期待しなくなったらずいぶん気持ちが楽になったと言っていた。
今じゃ非常勤のかたわら趣味に没頭して毎日が充実してるらしい。
・・・連休中も家族に文句を言われながら、大学で定員充足率を上げるための書類書いてる俺とどっちが幸せなのか。 >>184
面接に呼ばれるってことは有力候補として残ったってこと。
それほどの人が「何度も」呼ばれるなんてことはまずない。
だからそんな人が実在するとは思えない。
40過ぎても就職できない自分を一生懸命肯定しようとしてるんだろうが、見てて痛いだけだよ。 >>185
○回目の面接で採用されたおれをディスってんのかw 俺も専業非常勤で何年か暮らしていたが、三十代だからできたことだと思う。
四十代まではなんとかなるのかもしれんが、五十代六十代になったら絶対に無理だろ。
本当にどうするつもりなんだろう彼らは。 中韓ヘイト本+日本スゴイ本書きまくって売れっ子作家人生が待ち受けてる 昔から院進学者は20代のうちに自分から公務員試験を受けたり、
中高教員に進路変更するなどして身を処したものだけど。
指導教員も見込みのない学生には引導をちゃんと渡してた。
今世紀になって、アカハラだ何だとうるさくなって、院生に引導を渡すことが難しくなった。その結果が、「気付いたら40代」の今の専業非常勤たち。
でも中には著作が高く評価されて一般書の依頼もあるような優秀な人もいるんで、
一概に括ることはできないんだけど。 >>187
就職決まらなかったら、その時はその時。
自分を含めて専業仲間はそこまで人生に悲観してないし、それなりに楽しい人生送ってるよ。 業績数が20本未満の50〜60代を全員クビにすれば東洋史のポスドク問題なんて一瞬で完全解決するのになあ。 さすがにクビは労働問題になるので無理。
でもそういう駄目教員を飼ってる大学は助成金削減、くらいは可能かもな。 / / ヽ
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| | | .ノ )| このゴミっ!
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受験産業はさすがにその辺をよくわかってるから国公立と私立の偏差値ランキングははっきり分けてるよな。
私大は合格偏差値と入学者偏差値が5〜10くらい違うと言われている。 >>191
ってか大学自体が消滅するから
残っても実学重視路線しか道はないし 安倍はヤメロ!安倍はヤメロ!安倍はヤメロ!安倍はヤメロ!安倍はヤメロ! >>191
こんなことを本当に実践したら、東横綱法学部の中国法制史、アジア政治外交史の教授が真っ先にクビだよ。
だから、できるわけない。 西アジア史なんか特にひどいですよ。
すごい研究を次々発表して学界で活躍してる30代がいつまでも就職できないのに
「業績数が20本未満の50〜60代」なんてそこいら中にいるんですから。 >>200
立派な若手や駄目な中高年が多いのはその通りだと思うんだが,
それ以上に心配なのは,残念な業績数の若手も少なくないこと。
三十代がおわるまでに最低でも十本は書いておいてくれよ。それでも足りないくらいだ。
はっきり言うけど,いまの就職できない若手の半分は不遇を嘆く資格ないと思う。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています