>>34
答えは出てるじゃん
征服が早かったから統一できたんだよ
ヨーロッパの場合、「ローマ化」「キリスト教化」「文字の普及」のどれかが進んだ地域は
それ以上は征服・同化されにくくなる

大陸のケルト人の多くは自分の言語を記すための文字を知っていたが、碑文や刀剣の銘以外に文を書くことがあまりなく、
少数の専門家がいれば要は足りたので大半は文盲だっただろう
ケルト諸語はラテン語と系統的に近く語形が似ていたので(イタロ・ケルト語派という仮説もある)、
ローマに征服されるとすぐラテン語に同化した
こういう時は文字を持つ言語のほうが強い

ブリテン諸島はアングロサクソン来襲以前にすでにキリスト教とラテン文字による文明ができていた
ラテン語に完全同化する以前にローマが引き上げるという距離感のお陰で、ブリテン諸島のケルト諸語は生き残った
ブリテン諸島のケルト諸語はキリスト教と生活の言語として文字文明を持ち、アングロサクソンやデーン人よりも水準が高かった