【アジア史概説】宮崎市定【素朴民族】
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学識もすごいけど文章もうまいよね
こんな歴史学者はもう現れないと思う >>6
清初は「中国文明の歴史9清帝国の繁栄」
民国初は「同11中国のめざめ」 漢籍を極められた宮崎市定先生
対して
モンゴル史学の大学者であられた岡田英弘先生
どちらのほうが、後世の人間に 益する所が大きいのかな? アジア史概説でキリスト教は仏教の影響を受けてると書いてるけど、断定的でいいのかな? >10
宮崎先生は世紀の碩学だから、なんだか納得しちゃいますね。
「影響」といっても、程度は千差万別と考えれば、良いのでは?
厳密な論証抜きで、大胆なこと言い過ぎちゃうのは、
岡田先生の方ですけれど。 世界史のようにおもしろいかねがはいってくるさいと
グーグルで検索⇒『羽山のサユレイザ』
EDPX7 この作者絶対宮崎先生の読者だろwww
フリーゲーム『科挙』が地道なマゾゲーで楽しい!「主人公の名前が洪秀全…」
https://togetter.com/li/1199006 習近平は雍正帝みたいな独裁君主を目指してるのかな?
先生が今見たらなんというか 相撲も好きだったみたいだけど角界を素朴民族が席巻してるのを見たらなんていったろうか
「大相撲の千秋楽に、それまで七勝をあげた力士に対しては、相手が勝を譲って八勝の線に乗せてやるのが慣例になっている。これは武士の情けともいうべきものであるから、八百長とは言わない。」
「同じように、十四勝もの好成績で、既に優勝が決定している力士には、当日の相手が勝を譲って全勝優勝の花をもたせるのが仕来りである。」 京大が軍事研究を禁止したと聞いたらどう思うんだろう?
随筆で戦後になってから理学部の教授から京大は原爆開発に参加していたけど実現にはほど遠かったという話を聞いて戦争で人類の科学は発展してきたんだから軍事の研究を禁止しても仕方がないと書いてたな 「西洋古代の絵画の傑作は今日存在せぬので、その技術を云々することが出来ぬが、もしもポムペイ遺跡の壁画がこれを代表するものならば、ほとんど採るに足らず、」
(「東洋のルネッサンスと西洋のルネッサンス」)
ローマ帝国ファンを敵に回すことを厭わない勇気ある発言w 中国史の本を読んでいても先生の西洋史への造詣の深さは伝わってくるな
宮崎市定版ローマ人の物語があったらどういう書きぶりになったか妄想してしまうw こういうの見たらどう思うんだろう?
文学部長のときは学生運動と戦う立場だったみたいだけど
「近頃京大に流行るもの」京大名物、立て看板の規制にささやかな反抗『百万遍落書』センス光る風刺に感激や応援の声集まる
https://togetter.com/li/1226999 >>24
御大ならセンスのなさをばっさりやってくれそうだ。
褒めてる連中は結局「逆らってる」っていう事実が大事なだけで内容なんか見ちゃおらん。 右なら貶してくれるだろうといい
左なら賞賛してくれるだろうというだろう
亡くなった人に自分の願望を重ね合わせるのはセンスが無い およそ世の中に学生運動ほどわけのわからぬものはない。(中略)
電車の乗客が運転手に向かって行先を変更しろと強要し、聞き入れぬから電車をとめてしまうといったような無茶な話だ。
学校当局を仮想敵国と見立てた戦術、いやはや戦術の濫用、戦術の過剰である。
これではまるで戦国時代のようなもので、大きな権力で抑えなければ秩序が守れないというような結論が出はせぬかと恐れる。
しかしここが考え所だ。戦術に対するに戦術を以てしてしていては、いつまでたっても戦術が不要にならない。
迂遠なようだが、一尺でもいい、本当の近代精神のレールを敷き、その上を走るべきルールを築いて行くより他に仕方はなさそうだ。(「中国商人気質」) 宮崎先生容赦なさすぎw
たぶん井上靖嫌いだったのかな?
「われわれなら、チンギス=ハーンのような男がついぞ日本に出ないでしあわせだったと思う。よくもこんな、世界中から爪はじきにされた男を、日本人の仲間に加えて痛快がろうとしたものだ」(「宋と元」) 右寄りっていうよりも、あのころの人ならあんなもんじゃないのかな 戦後の学界はマルクス主義の進歩史観全盛だったからな
一般向けの本にもそこへの批判はある
でも戦争中の日本に対しては結構厳しい
そうかと思うと「第私なら二次大戦の責任を全部ヒットラーとムッソリーニと東條英機にあるようには書かない」なんて書いてる 中公文庫版のアジア史概説の新版出たね
もっと多くの人に読んでほしい なんぼなんでも定価1400円はぼったくりすぎ
遺族ががめついんかなw >>35
最近の中公文庫はプレミアムなんてレーベルを作って高くしてる 友達から教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
興味がある人はどうぞ
検索してみよう『立木のボボトイテテレ』
YRH 中国史上の農民反乱は実は農民じゃなくて塩の密売業者が起こした例が多いと宮崎先生は書いてたよな
内藤湖南を出すなら宮崎先生も出さなきゃ
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56853?page=3 チンギスハンが子孫を多く残したというより
その集団の子孫じゃないのかねえ 評伝に全集未収録のカバヤ児童文庫「地獄の決闘」の「はしがき」が全文掲載されてた
たぶんこれは唯一の子供向け文章だよね
https://i.imgur.com/avlaAz5.jpg 娘さんはリチャード・ピアソンというアメリカ人の考古学者と結婚したんだね
旦那の論文を和訳もしてる
娘さんは存命なのかわからないけどつまり先生の著作権持ってるのはアメリカ人である可能性が高い 明治生まれなのに火星人を想像できるなんて柔軟だよな
歴史は観念ではなく最も具体的な現実である。
もしも火星人がいて、数千年間地球を精密な望遠鏡で観察していたなら、恐らく私と同じ結論に到達したことであろう。
歴史はたとえ火星人にでも理解されるほどのものでなければ本当の歴史とはいえない。(「東洋的古代」) 併し、このような天にまします造物主が予め敷設した軌道の上を走るのが歴史だとしたならば、そんなものは人類の歴史ではない。
造物主の歴史と言わなければならぬ。
若しそんな歴史を書くためなら歴史家などは要らない。蒔絵師に頼んだ方が綺麗に出来上るだろう。
(私の中国古代史研究歴 五 古代史的発見) 内藤湖南、宮崎市定、貝塚茂樹、石濱純太郎各先生の御専門の時代を教えて下さい 新元号は漢籍からとらなかったと知ったらあの世の先生はどういうんだろうか? ノートルダム聖堂が焼けたと知ったら嘆くだろう
パリはいちばん好きな街だったから もしキングダムを見たらなんと感想をいうか
たぶん「乱世ばかり強調されているが春秋戦国時代というのは戦乱の反面市民の権利が向上する時代でもあったことを忘れてはならない」といいそう 戦後は一度も中国へ行ってないんだね
吉川幸次郎は招聘されてたのに宮崎先生も抱きこんでやろうとは思わなかったのかな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています