自分がルイ16世だったらどのように革命を防ぐ?
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無産の奴隷ごときが何ホザく
イザとなったらスパルタクスにしちゃるわい >>274
ルイ15世のころにはけっこう活躍していたはずだが>王室情報部
ルイ16世の時代にはどうなっていたんだろう スターリンのように官僚制にしなかったから情報部の権限の移譲がスムーズにできなかったとか?
親父が帝王学教育しなかったららしいから身内の腹を探る組織の重要性に気づかずになくしたか?
どう機能したか、ルイXVIの代でどうなったかとか研究してる書籍あるのかな >>280
「パンの代わりにブリオッシュを食べなければならないとは難儀な事ね。」 「有名な情報部の人間」が役に立った試しがあるかよ。フィルビーは逆スパイだったのがばれて有名になったんだ。 王家や貴族が浪費していたのなら、その金はブルジョアを潤し庶民も養っていただろうに
経済はそうやって回るものだろう
何の不満があったのかと >>288
当時、そんな経済循環論を特別な人間以外が理解しているとでも
アダム・スミスが同時代人だぞ 戦争で債務がたまってるので贅沢をどうこうしても意味がないぞ >>288
よくそういうこと言うやついるけど、それって生産力が需要を超えて肥大化した工業化社会にのみ当てはまる理屈だろ。
農業生産力の限界によって社会全体の生産力が規定されているプレ工業化社会では、王侯の奢侈や浪費は、そのまま農民への重税と飢餓に結びつく要素の方が大きいよ。 >>291
あてはんねーよ。
金持に2倍持たせても2倍消費しねーし。
低所得層の方が2倍持たせたら2倍に近い消費するで ブルジョワはそのおこぼれをもらっていたのかもしれんが、一般人はあるときパンも食えなかったんじゃないのか >>284
スクレ・ドゥ・ロワのWikiがつまみ食い程度にはちょうどいいみたいだ。
13世から段階的に発展してきた伝統的なシステムだった様だな。
ヴォルテールもそうだったのは、?知らなかった。 贅沢していたという王族ルイ16世よりバラスのほうが悪質だよな スパイと娼婦は世界最古の商売だと言うし、絶対王制みたいな官僚制度が発達した国でスパイ組織がないとは思えないな。
ボイン川の戦いのフランス軍司令官ローザン伯爵に当てたルイ14世の暗号命令書って見たことあるけど、未だに解読できないそうだよ。 問題は、おそらく優れていたはずの諜報組織による情報を、結果として活かせなかったことだよな。
体制の問題、それともルイ16世の統治者としての資質の問題? >>291
産業革命以前だがマニュファクチュアについてなら
コルベールが17世紀後半には続々と工場を立てている
作られるものは貴族向けの奢侈品が多いが、その後ブルジョアジーも競って手に入れるようになる
200年の間にそういう変化が起こった。途中までその担い手だったユグノーが弾圧されたが、
それでもカルヴィニズムは商工業者に浸透し、マニュファクチュアを発達させる要因になった
革命の時点では貴族の奢侈より新興ブルジョアジーを中心に拡大したぜいたく経済が目立つ
それはフランス全体では富が蓄積されてきたことの証拠だろう ルイ14世時代とルイ16世時代って鬘の長さ違うよね?
肩から胸までゾロっと長かったのが、ボブかショートボブ
くらいまで短くなってる。
今の英連邦の法曹の鬘も後者のタイプみたい >>297
「優れていたはず」というのは何を根拠に? ルイ16世て若くして国難にあってさまざまな改革を試みたのにね
明治天皇も若くして国難にあってさまざまな改革を試み小国を世界大国にしたよ 明治天皇本人の意思でやった事って和歌を詠んだ以外にあったの? >>301
さよう、貴族のほとんど全部に反対されながらよくやったと思うわ。
ルイ16世の意志が弱いとか評する人間が彼に成り代わったとして、
果たしてああまで次々に改革の試みを続けられたことか・・・ >>302
別スレで「明治天皇よりチュラロンコーンのがすごい。彼は自ら動いてタイをアジアの大国にしたから」と
書いたら数人から叩かれ挙げ句はなぜかチョンなんて言われたな
やはり明治天皇が自ら率いて色々やったとみんな思っているのかな? >>304
俺は睦仁氏よりも裕仁氏や昭仁氏の方が遥かに偉大だと思うがね。
まぁ罵詈雑言とコピペするだけが能のネトウヨの類が言う事など放置に限るわ。 結局、イギリスに戦争で勝てなかった時点で詰んでいる >>302
意外に明治帝は政権運営にかかわってるぞ
でも最終的には押し切られるけどな! >>304
>タイをアジアの大国にしたから
逆だろ
タイは小国になって独立を維持したんだよ タイはバンブー・ディプロマシーといってだな
そりゃ英領ビルマと英領マレーと仏領インドシナに挟まれて生きた心地せんわな
必死で直接衝突を避けてあの手この手ですり抜ける
お前らがいつも忘れていることは、明治という時代が官民揃って不平等条約撤廃のために働いた時代だという認識
明治天皇は、19世紀の皇帝らしい演出に乗っかって大元帥として軍服を着て馬上に現れ、
元勲らと幾度となく会議を開き、西洋人と聞くとどんな民間人でも謁見して積極的に握手した
どちらかというと演説内容によってカリスマ性を示すという欧米式ではなく、行動によって姿勢を示した。
条約改正の国是とその為の方策は自明だったからという理由もある
その完全撤廃は日露戦争の後、すなわち明治という時代の終了とともに実現した
タイも独立を保ったとはいえ列強に厳しい条件を強いられていた筈で、
もし不平等条約に類するものがあったのなら、どのようにしてそれを脱したか、その為にどんな手腕を発揮したか、
そこを見ないとどうしようもないただの主観的な褒めあい貶しあいにしかならないよ >>298
この時代のフランスにそういう資本主義的生産の萌芽があったのはそのとおりだし、
そういう生産システムを呼び起こしたのが王侯の贅沢や戦争だったというのも
ウェルナー・ゾンバルトが説いたところだけど、問題はこの時代、こうした
原資本主義的生産が社会的生産力のごく一部にすぎなかったってことだな。
たとえばこの時代、キチンサイクルのような景気循環は独立して存在せず、
好況不況というのは農業セクターの豊凶の従属変数に過ぎなかった、というのが
経済史学者の主張で、商工セクターというのは従属的寄生的なものに
過ぎなかったんだよ。 とはいえ、その要素を軽視した国は
いつまで経っても近代産業国家にならない >>313
他の要素が追いついていないのに、近代産業国家とならないと言われても
「要素がいくつもかけてる以上、無理だよね」
としか 王制時代のフランスの産業は、イギリスに互するものがあったが
革命の混乱で大きくイギリスに水をあけられてしまう。
結局長い目でみれば、革命はフランスのブルジョアたちにとっても
プラスでなかった。 >>315
という説はミシュレあたりからよく言われる説だけど、眉唾だな。
同じく金がかかる戦争をしていたイギリスが破産しないですんだのは、
豊かな資本蓄積に支えられた高度な金融システムの発達があったから。
フランスにはそれがなかったから、結局借金の重圧に耐えられずに自壊した。
革命前から資本主義的発達において差をつけられてたんだよ。 だから、やはりイギリスに戦術的に圧勝を続けて、そういう社会条件の劣勢を跳ね返すしかない >>198
ルイ16世がラ・ペルーズ海軍大佐に与えた訓令で、
日本に関わるところはおおむね次のよう
・長崎とかの港に入るのは鎖国が厳しいから無理だろうが、
首都から遠い日本の東北海岸では鎖国が緩いだろうから、
海岸線を調査しつつ湾のひとつに入ることを試みよ。
・日本で毛皮を売ることが出来るか、またその見返りに
茶・絹・手工業品を買うことが出来るか調査すべし。
読書家のルイ16世は、とうぜん日本の鎖国が厳しいという
認識を持っていたが、それでも王が考えたように日本の
東北端で、アイヌを仲介した交易が成立する可能性が
無いとはいえなかったろう。
ちなみに、相手を刺激しないようにという訓示は
中国沿岸の調査について出てくる。 >>319
そうか。うろ覚えで書いたら記憶がこんがらがってたみたい
😭🔫ごめんな😇 >>319
日本のことは嫌ってなかったのかな。キリスト教を禁教にしているし、
この人は敬虔なカトリックだから。 >>319
そう言う文章はどこで読めますか?私は外国語は出来ませんが、
グーグル翻訳で挑戦してみたい。 >>322
>>319がどちらで読んだかは知らんけど、ルイ16世のラ・ペルーズへの訓令なら
岩波の「ラ・ペルーズ太平洋周航記」付録で日本語で読めるよ。 >>323
ありがとうございます。国王について知りたいので。 懲りずに記憶にたよって書くと、ラ・ペルーズはその航海記のなかでペルティヨン製
航海時計の正確さを絶賛してるけど、実はそれって数十年前にイギリス海軍が採用した
ハリソンのクロノメーターの百倍くらいの誤差のある代物だった、というね。
この時代、時計の正確さ=天測時の経度の正確さ、だからねえ。
こういうところでも地味に差をつけられてたんだろうな。
あと、月距法天測というのがどのくらいの精度を出しうるものだったのかもちょっと
気になる。ジョシュア・スローカムなんかはクロノメーター買う金がなかったから
専ら月距法で単独世界一周航海をしたそうだけど。 標準化による銃器の大量製造も、この時代のフランスがまず取り組んだんだよな。
しかし、パリの科学的で権威ある技師の命令に従いたくない誇り高い銃器職人達の不服従が、
わざと互換性の低い部品で作られ軍に納入を拒否され「やむなく」市場に高値で放出して儲けたい工場主により保護され、
結果として軍が使用する銃器の製造効率と品質が、かえって低下した。
これはフランス革命を経て、市民意識に目覚めた職人と工場主らによってさらに強化され、品質管理自体が不可能となった。
フランス軍の銃器が近代化するのは、アメリカが銃器の標準化と互換性のある銃器部品製造を安定して行えるようになった1840年代以降のこと。 海軍の強化が間に合っていれば、革命が進行していよいよ追い詰められてきたときに、
王室と指導部、軍主力がルイジアナに脱出して、ルイジアナ帝国を建国し、捲土重来を期すこともできたろうに。 軍隊から帰ったばっかの奴とかは、別にネオナチじゃなくても坊主なんじゃね?
まあマジレスすると、人種国籍問わず、いかなるときもハゲは信用すべきじゃないな >>325
案の定記憶ちがいだったわw
ペルティヨン→ベルトゥー >>316
反ナポレオン陣営諸国の財政を支えたのは、当時欧州各地に急速に進出していた
ロスチャイルド財閥だったろ
ユダヤ人の中世的地位をも解放しつつ進撃を続けた仏軍に対し、このユダヤ金融グループは
むしろその対抗勢力に資金援助し続けて地位を向上させた
イギリスのばあいフランス革命とほぼ同時期に500年ぶりにユダヤ人追放が解かれ
金融街にロスチャイルドが銀行を開き、ドイツからは小売業のアシュケナージ移民が殺到した >>315
農本主義の陸軍国に発展の余地なんかねーよ >>326
それまでたいてい海戦はフランスの負けだったのに
ルイ16世が力を入れた海軍力増強で、イギリス海軍相手に
一度は海戦で勝ったからな。
イギリスもまさか海戦で負けるとは思ってなかった。
そのまさかが起きたため、アメリカに送った陸軍の三分の一が
降伏する羽目に陥った。 >>336
やっぱりルイ16世は無能じゃないんだ。 そこで高級士官がたくさんいなくなったから有能な下士官が昇進して、結果英海軍の強さに繋がった
独立戦争で海戦やらなかったらあのネルソンも艦隊長みたいな立場につけなかったんだよね
なんかこう歴史って上手くいかないよねえ的な無情さを感じるな 同じようなことをして同じような結果が得られると思ってる老害は
どの国のどの時代の軍隊でもあったんですねー ロベルピエールのような三百代言どもを、
まとめてオーストラリアに送ってしまえばよかったw
流刑植民地はイギリスに先を越されてしまったが
ルイ16世もラペルーズ伯爵に、オーストラリアを
偵察させてたね。 ルイ16世の探検の話、今までそれほど注目されてなかったんじゃないかな。 船なんか乗ったことがないはずなのに
海軍に関する理解ではおそらくフランス君主随一 そもそも海外ではずっと無能な王様みたいな評価だったんだろ
「反乱が起こったのか?」「いいえ陛下、革命が起こったのです」
って有名なやり取りはルイ16世がいかに国政に疎いかをアピールするためのエピソードで用いられてきたらしいし
ジョン王とか長年無能とされてきた人物は実は無能では無いのは?
って条件付きで能力評価始めたのは割と最近 当人バスティーユ陥落を知っていたのにあのやり取りはないわ。 ルイ16世は無能じゃないのに無能君主の代名詞扱い
ロベスピエールは極悪人じゃないのにヒトラー、スターリン系列の悪人扱い
最近は再評価されつつあるけど、イメージは悪い グランドジャンプで連載しているイノサンという漫画に出てくるルイ16世はイケメンに描いてあるのはいいが、何か違和感があるキャラ設定 ロベスピエールくん、自身は恐怖政治にも消極的だったのは知られてもいい事実
やりすぎじゃね?とか言ってた あまりに啓蒙主義に傾倒しすぎたから一足早い共産主義政権になってしまった >>355
ルイ16世の処刑に関しては、積極的に推進したのはサン・ジュスト
その後の恐怖政治はエベール派の扇動とサン・ジュストらの積極策の影響が大 フランス革命以前にフランス王国はもう徴兵制のようなシステムが始まってるんだな
フランス王国末期の時点で結構軍事システムは先進的ですね 隠された歴史の新事実と称して逆説をほじくり返しても大した意味はない
オリバー・クロムウェルが実はアイルランドのカトリックに同情的だったとか
ポル・ポトが反革命分子の虐殺に心を痛めていたとか
ヒトラーが慈悲深かったとかしたり顔に大発見されてもな
人はある時点で記号や象徴といったものにされて独り歩きするんだから
ロベスピエールはロベスピエールという名の機関として機能していた時期があったことは確か >人はある時点で記号や象徴といったものにされて独り歩きするん
それは観察者の勝手な解釈に過ぎない。人間は人間でしかない。 というか当時の一般人の見方なんて誰もわからんしな
後世の歴史家の妄想でしかない ツヴァイク的というか司馬遼太郎的というか、
歴史を物語にしてキャラクターを割り当ててしまう、
そういうのは面白いが、歴史学という点からみるとダメダメ。 ヒトの真実なんて歴史を動かす力でもなんでもない
噂や勘違いや記号化が原動力になる
オタクがどーでもいい記述からほじくり返した新事実なんてチンケな手柄欲しさの嘘ばっか
歴史の流れを何一つ見ていない
木を見て森を見ずなどと言うが
森どころか木の一本の枝の一枚の葉の葉脈の一本を見て森を語っている ルイ16世は、即位の時点で完全に詰んでいた、
何してもムダだった、ということですかね。
歴史の必然、ああなるしかなかった、と。
それまたずいぶんとホイッグ史観ですな… ルイ14世の時代なら、フランス王家はいくらでもやりようあったけどな
結果論に過ぎないけど 先代先々代とユグノーをいじめすぎた
ナントの勅令の有効期限を伸ばし、
フランスがそこから生んだ世俗主義によってカトリック原理主義を押さえつけ、
ユグノーの商業活動を優遇し、なおかつ慈善事業を奨励すれば、
生産効率がもっと早くから上昇して経済もうまく回っただろう
16世の代ではもう手遅れだった
サロン文化でも、人間をすべて均等に扱う啓蒙主義への反撥として
個人や地域の独自性を強調するロマン主義がもっと早く生まれていれば
ナショナリズムが発達してカトリック原理主義と啓蒙主義の勢いを削いだだろう
ロマン主義は元々貴族社会と親和性が高く、また様々な流行を生む記号・素材を豊富に持っていて
ブルジョアジーを含めた市場化した社会の経済を大きく動かす装置にもなる 14世〜16世の3代で一番の戦犯は15世だと思うわ >>358が言う
「人はある時点で記号や象徴といったものにされて独り歩きする」っていうのは
確証バイアスが世間一般に広まった状態を指しているのかもしれんな。
つまりある歴史的事件や人物に対する偏見が社会的に共有されている状態。
キャラが立つのはマンガならいい事かもしれないが、歴史の本であれば
まず確実に実像から遊離している。 虚像が独り歩きして定説になってしまう背景を探るのが面白いと思うんだがな
そこにはそういう時代の流れと、象徴的な出来事を求める需要があるんだから
流れや趨勢を無視するからどうでもいい新事実がつまらないんだよ >>368
流れや趨勢「だけ」調べても意味がない
どういう人物が何をしたか、それを当時の社会がどう受容し、結果がどうだったか
それぞれに「何故」がある、しかし、「何故」は常に現代的価値観という枷がかかっていることも同時に理解しなければならない
正直おかしなことしか君は言ってない >どういう人物が何をしたか、それを当時の社会がどう受容し、結果がどうだったか
ほじくり返されているのは結果も影響も出ていない「秘話」ばっかりじゃないか >>368
それは「史学史」という別の学問だね。
>>371
そういう細かい発見や新解釈の地道な積み重ねを経て、初めて革命的な新しい歴史解釈が現れるんだよ。
君が言ってるのは、歴史学のそういう地味で日常的な営為はいらないから、打ち上げ花火のような派手な結果だけもってこい、と要求するのに等しい。
材料工学の地味な研究とかやめて、さっさと核融合炉を持ってこい、と言ってるようなもの。 関係がある話だと思うけどな
ルイ16世のステロタイプなイメージと実像のギャップを考える上でも >>372
細かい事実を積み重ねた結果の概論であり定説があるのに
後から同じ事実のほんのカケラをまたぞろ引っ張り出して
全体をひっくり返す新発見だ!とやらかすトンチンカンな半可通があとを絶たないんだよ
主に何かのイデオロギーのバイアスがかかっている人に多い この流れはロベスピエールの評価をめぐるものからじゃなかったっけ >>375
むしろ、細かい積み重ねに基づかないイメージを覆すような物証が出て来る方が多い 双方の論理はわかったので、論拠となる実例を挙げていただけると討議の一助となるのですが。 じゃあ試みにひとつ実例のようなものを
日本史の分野になるけど、昔の歴史家は「政所政治論」といって、
摂関政治全盛の時代には政治の中心は朝廷や太政官から摂関家の政所へ
移って、政所下文や御教書で行政が運営されるようになった、と考えていた。
でも実際に残された史料に当たってみると、摂関家政所下文なんて量的にも
少ないし、質的にも摂関家の私領の処分に関するものばかりで、摂関政治の
全盛期といえども太政官が発給した文書が行政を動かしていたことが明らかになった。
なんでこんな歴史観が一世を風靡したかといえば、おそらく明治初期の歴史家たちが
一次史料よりも鏡物のような二次史料を中心として研究していたこと、物語のような
フィクションからも影響を受けていて、これらフィクションが史実を相当改ざんしたものである
ことへの理解がまだ広がっていなかったこと、などがあるだろう。
一つ一つの一次史料の発掘や紹介はつまらないことのようであっても、それが支配的な
学説を覆すに至ることもあるし、いま支配的な学説も細かい検証や反論に耐えるかどうか、
常にテストし続けなければならない、という実例だね。 でも遅かれ早かれ実権は下へ武家へと移譲されただろ
それが下克上だ
流れはそうなんだからほじくったって大して面白くもないよね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています