日本仏教は、仏教を道教から救い出したという側面があるよね。
中国仏教は、実際にはどこまでも道教の変則的一流派でしかなかったといってもいい。
というより、漢代にはおおよそ知的思考の基礎が固まっていた漢民族は、仏教を道教的にしか理解できなかった。
大和民族は、道教のような高度で抽象的な思想を何も持っていなかった分、
仏教経典に触れた時、経典をそのまま素直に読むことができた。

>>526
易経って、ただの占いの本ですよ。それもケースブックで、さらに言えば、中身は一種のことわざ集。
日本の現行のおみくじの言葉よりもっと世俗的・具体的で、もはや「教育かるた」か何かに近い雰囲気。