紀元前一世紀のローマの歴史家が
『兄たちに妬まれてエジプトに売られ、エジプトを飢饉から救い、王の信任を得たヨセフという男がいた。
ヨセフの息子をモーセと言い、父譲りの知識と美貌の持ち主であった。
ある時、エジプトで皮膚病が流行し、神託により病人たちをモーセと共に追放することになり、モーセが
指導者にされてしまった。
モーセたちはエジプトの聖具を盗んで行ったので追われたが、嵐の為追っ手は諦めた。
一行は砂漠をさまよった後、七日目にシナイ山で休息したので七日目を安息日とする様になった。
また、再び厭われて追放されない様に独立して生活し、独自の規律と祭儀を持つ様になった。』
と書いていたこと。