伝記 アッスィーラトン・ナバーウィーヤ(預言者の生涯) 著:イブン・イスハーク
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日本語 訳:岡島稔、座喜純 (Kindle版 『預言者の生涯』第四巻)

「ウマイル・イブン・アディーユによるアスマア・ビント・マルワーンの討伐」から一部抜粋
 彼女が詠んだ詩を聞いた使徒は、「誰かビント・マルワーンに対処する者はいないか」、と言った。
 使徒と共にいたウマイル・イブン・アディーユはこれを聞き、その夜すぐに彼女の家に行って彼女を倒した。
 翌朝、使徒のもとを訪れて、ウマイルが自分がしたことを伝えると、
 使徒は「そなたは神と神の使徒を支援した、おお、ウマイルよ」、と言った。
 彼が、「この行為は私に何か災いをもたらすのでしょうか」と尋ねると、
 使徒は、「彼女のことで二頭の羊は角を突き合わせはしない」、と言ったので、ウマイルは彼の民のもとに帰った。